MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問

呼吸療法装置第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第44問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。人工呼吸器のテスト肺(既知の模擬肺)を接続して行う点検では、アラーム・モニタ・換気モード・換気能力の動作確認ができる。

問題
人工呼吸器のテスト肺を用いた点検について誤っているのはどれか。
  1. 1. 呼吸回路コンプライアンスの確認
  2. 2. アラーム機能の確認
  3. 3. モニタ機能の確認
  4. 4. 換気モードの確認
  5. 5. 換気能力の確認

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 呼吸回路コンプライアンスの確認

人工呼吸器のテスト肺(既知の模擬肺)を接続して行う点検では、アラーム・モニタ・換気モード・換気能力の動作確認ができる。呼吸回路コンプライアンスは回路自体の伸展性で、始業点検時の自己補正(キャリブレーション)で扱う項目であり、テスト肺による点検項目ではないため1が誤り。


【各選択肢の解説】

1. 呼吸回路コンプライアンスの確認
❌ 誤り(これが答え)。回路コンプライアンス(回路の膨張分)は機器の自己補正で測る項目で、模擬肺を用いた点検の目的ではない。
2. アラーム機能の確認
✅ 正しい。テスト肺で無呼吸・気道内圧上限などのアラーム作動を確認できる。
3. モニタ機能の確認
✅ 正しい。換気量・気道内圧などモニタ表示値の妥当性を確認できる。
4. 換気モードの確認
✅ 正しい。各換気モード(CMV/SIMV/PSVなど)の動作を確認できる。
5. 換気能力の確認
✅ 正しい。設定どおりの換気量・圧が出せるか(換気能力)を確認できる。

【試験対策ポイント】

テスト肺(模擬肺)は負荷(コンプライアンス・抵抗)を与えて換気動作・アラーム・モニタ・モードを点検する道具。回路コンプライアンス補正は始業点検の自己較正で行い、患者ごとの1回換気量の補正に使う。使用前点検(リーク・回路接続・アラーム)と定期点検の項目区分も頻出。

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