MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問

電気工学第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第50問(電気工学)の正答は 4 です。直列RC回路のインピーダンスは Z = R − j/(ωC)。

問題
図1 のRC 回路の複素インピーダンスについて、角周波数~[rad/s]を0 から3 まで連続的に変化させたときのベクトル軌跡を図2 に示した。図2 におい て CR ~ = におけるインピーダンスを示すのはどれか。 R C 図1 ア イ ウ エ オ R 実軸 虚軸 15° 45° R 30° 60° - R 図2
  1. 1. ア
  2. 2. イ
  3. 3. ウ
  4. 4. エ
  5. 5. オ

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — エ

直列RC回路のインピーダンスは Z = R − j/(ωC)。実部は R で一定、虚部は −1/(ωC) で負(容量性)。ωCR=1(ω=1/CR)のとき 1/(ωC)=R となり、Z = R − jR。大きさ √2·R、偏角 −45°(実軸から45°下)。この点が図2の「エ」。


【各選択肢の解説】

1.
❌ 誤り。偏角が −45° でない(別のωに対応する点)。
2.
❌ 誤り。−45°より浅い角度で、ωCR>1(高周波側)の点。
3.
❌ 誤り。中間の角度で ωCR=1 の条件を満たさない。
4.
✅ 正しい。ωCR=1 で Z=R−jR、偏角 −45°。実部と虚部の大きさが等しい点。
5.
❌ 誤り。−45°より深い角度で、ωCR<1(低周波側)の点。

【試験対策ポイント】

  • 直列RC:Z = R − j/(ωC)、|Z|=√(R²+(1/ωC)²)、偏角 φ=−arctan{1/(ωCR)}。
  • ωCR=1 は時定数 τ=CR の折れ点(遮断角周波数 ω=1/CR)で、偏角ちょうど −45°
  • ベクトル軌跡は実部一定R・虚部が負方向に伸びる縦の直線。ω大→原点寄り(角度浅い)、ω小→下方(角度深い)。
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