MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第53問

電子工学第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第53問(電子工学)の正答は 1 です。これは「誤っている組合せ」を選ぶ問題。

問題
誤っている組合せはどれか。
  1. 1. ホール素子   センサに加わった圧力を起電力として検出
  2. 2. ひずみゲージ   材料の変形を金属箔の抵抗変化で検出
  3. 3. SQUID 超伝導現象を利用して微弱な磁気を検出
  4. 4. 白金温度センサ   温度に対応する金属の抵抗変化で検出
  5. 5. タッチパネル   静電容量の変化で接触位置を検出

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — ホール素子 … センサに加わった圧力を起電力として検出

これは「誤っている組合せ」を選ぶ問題。ホール素子は磁界(磁束密度)を起電力(ホール電圧)として検出する磁気センサで、「圧力を検出」は誤り。他の4組は正しい対応。


【各選択肢の解説】

1. ホール素子 — センサに加わった圧力を起電力として検出
❌(これが誤りの組合せ=正答)。ホール素子はホール効果で磁界を電圧に変換する磁気センサ。圧力検出ではない。
2. ひずみゲージ — 材料の変形を金属箔の抵抗変化で検出
✅ 正しい。伸縮で金属箔の抵抗が変化。圧力・荷重センサの基本。
3. SQUID — 超伝導現象を利用して微弱な磁気を検出
✅ 正しい。超伝導量子干渉素子。心磁図・脳磁図など極微弱磁界の計測に使う。
4. 白金温度センサ — 温度に対応する金属の抵抗変化で検出
✅ 正しい。測温抵抗体(Pt100 など)。温度で電気抵抗が変化する。
5. タッチパネル — 静電容量の変化で接触位置を検出
✅ 正しい。静電容量方式タッチパネルの原理。

【試験対策ポイント】

センサ(変換素子)と検出量の対応:

  • ホール素子=磁界(磁気センサ)
  • ひずみゲージ=ひずみ/力(抵抗変化)
  • SQUID=微弱磁気(超伝導・生体磁気計測)
  • 測温抵抗体(Pt)・サーミスタ=温度(抵抗変化)
  • 熱電対=温度(ゼーベック効果で起電力)
「何を何に変換するか」を素子ごとに整理。ホール素子=圧力の引っかけは頻出。

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