第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問
電子工学第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問(電子工学)の正答は 5 です。これは「誤っているもの」を選ぶ問題。
問題
図はRS-FF(フリップフロップ)である。誤っているのはどれか。 Q S R Q
- 1. フィードバック構成を有する。
- 2. 双安定回路である。
- 3. S = R = 0 のとき出力は維持される。
- 4. S = R = 1 の入力は禁止である。
- 5. S = 0、R = 1 のときQ = 1 である。 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — S=0、R=1 のとき Q=1 である。
これは「誤っているもの」を選ぶ問題。RSフリップフロップで S=0(セットせず)・R=1(リセット)を与えると出力はリセットされ Q=0(記述の Q=1 は誤り)。他は RS-FF の正しい性質。
【各選択肢の解説】
1. フィードバック構成を有する。
✅ 正しい。2つのゲート出力を互いの入力へ戻す帰還構造で記憶を保持する。
✅ 正しい。2つのゲート出力を互いの入力へ戻す帰還構造で記憶を保持する。
2. 双安定回路である。
✅ 正しい。安定状態が2つ(Q=0とQ=1)ある双安定(バイステーブル)回路。
✅ 正しい。安定状態が2つ(Q=0とQ=1)ある双安定(バイステーブル)回路。
3. S=R=0 のとき出力は維持される。
✅ 正しい。両入力0は「保持(記憶)」状態で、直前の出力を維持する。
✅ 正しい。両入力0は「保持(記憶)」状態で、直前の出力を維持する。
4. S=R=1 の入力は禁止である。
✅ 正しい。Q と Q̄ が同時に確定できず、禁止(不定)入力となる。
✅ 正しい。Q と Q̄ が同時に確定できず、禁止(不定)入力となる。
5. S=0、R=1 のとき Q=1 である。
❌(これが誤り=正答)。R=1(リセット)で Q=0 になる。Q=1 になるのは S=1・R=0(セット)のとき。
❌(これが誤り=正答)。R=1(リセット)で Q=0 になる。Q=1 になるのは S=1・R=0(セット)のとき。
【試験対策ポイント】
RS-FF(アクティブHigh)の真理値表:
| S | R | 動作 | Q |
|---|---|---|---|
| 0 | 0 | 保持 | 前状態 |
| 1 | 0 | セット | 1 |
| 0 | 1 | リセット | 0 |
| 1 | 1 | 禁止 | 不定 |
S=セット(Q=1)/R=リセット(Q=0)。同時1は禁止。フリップフロップは1ビット記憶の基本素子で、D・JK・T型へ発展する。
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