MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問

呼吸療法装置第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第67問(呼吸療法装置)の正答は 1 です。PaCO₂ は肺胞換気量に反比例し、肺胞換気量は「(1回換気量-死腔量)×換気回数」で決まる。

問題
人工呼吸器の換気設定でPaCO₂ に直接影響するのはどれか。 a.換気回数(RR) b.1 回換気量(VT) c.吸気終末休止(EIP) d.呼気終末陽圧(PEEP) e.吸入酸素濃度(FIO₂)
  1. 1. a、b ✓
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 74.5%やさしい

47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b)

PaCO₂ は肺胞換気量に反比例し、肺胞換気量は「(1回換気量-死腔量)×換気回数」で決まる。設定のうちこれを直接変えるのは換気回数(a)と1回換気量(b)。


【各選択肢の解説】

a. 換気回数(RR)
✅ 正しい。分時換気量の因子。RR を上げると CO₂ の排出が増え PaCO₂ は下がる。
b. 1回換気量(VT)
✅ 正しい。VT を増やすと肺胞換気量が増え PaCO₂ は下がる。
c. 吸気終末休止(EIP)
❌ 誤り。吸気の終わりにガスを肺内にとどめ、肺内のガス分布を均一にするための設定。正しくは主に酸素化やガス分布の改善が目的で、換気量そのものは変えない。
d. 呼気終末陽圧(PEEP)
❌ 誤り。正しくは肺胞の虚脱を防ぎ FRC を保って酸素化(PaO₂)を改善する設定。
e. 吸入酸素濃度(FIO₂)
❌ 誤り。正しくは吸気の酸素の割合で、PaO₂ を決める設定。CO₂ の排出量は変えない。
1. a、b
✅ 正しい(=正答)。a・bはいずれも正しい記述。
2. a、e
❌ eは誤った記述。正しくはa・bの組合せ。
3. b、c
❌ cは誤った記述。正しくはa・bの組合せ。
4. c、d
❌ c・dは誤った記述。正しくはa・bの組合せ。
5. d、e
❌ d・eは誤った記述。正しくはa・bの組合せ。

【試験対策ポイント】

目標動かす設定
PaCO₂(換気)換気回数・1回換気量(=分時換気量)
PaO₂(酸素化)FIO₂・PEEP・平均気道内圧
  • 「CO₂ は換気量、O₂ は FIO₂ と PEEP」で切り分ける。PaCO₂ を下げたいなら RR か VT を上げる。
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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