第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問
呼吸療法装置第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第68問(呼吸療法装置)の正答は 5 です。高気圧酸素治療(HBO)は高い気圧で純酸素を吸わせ、血漿に溶ける酸素を増やして組織の低酸素を改善する治療。
問題
高気圧酸素治療に適する病態はどれか。
a.気胸
b.肺気腫
c.気管支喘息
d.難治性皮膚潰瘍
e.一酸化炭素中毒
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 84.8%やさしい
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番(d・e)
高気圧酸素治療(HBO)は高い気圧で純酸素を吸わせ、血漿に溶ける酸素を増やして組織の低酸素を改善する治療。代表的な適応が一酸化炭素中毒(e)と難治性潰瘍(d)。肺にガスがたまる病態は加圧・減圧で悪化する。
【各選択肢の解説】
a. 気胸
❌ 誤り。胸腔内のガスが減圧時に膨張し、緊張性気胸を起こす。正しくは未処置の気胸は禁忌。
❌ 誤り。胸腔内のガスが減圧時に膨張し、緊張性気胸を起こす。正しくは未処置の気胸は禁忌。
b. 肺気腫
❌ 誤り。ブラがあると減圧時に破れて気胸を起こすおそれがある。正しくは適応ではなく、注意が要る病態。
❌ 誤り。ブラがあると減圧時に破れて気胸を起こすおそれがある。正しくは適応ではなく、注意が要る病態。
c. 気管支喘息
❌ 誤り。正しくは HBO の適応疾患ではない。気道が狭いと減圧時に肺内のガスが抜けにくく、肺の圧損傷のおそれがある。
❌ 誤り。正しくは HBO の適応疾患ではない。気道が狭いと減圧時に肺内のガスが抜けにくく、肺の圧損傷のおそれがある。
d. 難治性皮膚潰瘍
✅ 正しい。組織の酸素分圧を上げて創傷治癒を促す。末梢循環障害に伴う難治性潰瘍は代表的な適応。
✅ 正しい。組織の酸素分圧を上げて創傷治癒を促す。末梢循環障害に伴う難治性潰瘍は代表的な適応。
e. 一酸化炭素中毒
✅ 正しい。高い酸素分圧で CO ヘモグロビンからの CO の解離を早め、同時に血漿に溶けた酸素で組織に酸素を届ける。
✅ 正しい。高い酸素分圧で CO ヘモグロビンからの CO の解離を早め、同時に血漿に溶けた酸素で組織に酸素を届ける。
1. a、b
❌ a・bは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
❌ a・bは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
2. a、e
❌ aは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
❌ aは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
3. b、c
❌ b・cは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
❌ b・cは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
4. c、d
❌ cは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
❌ cは誤った記述。正しくはd・eの組合せ。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。d・eはいずれも正しい記述。
✅ 正しい(=正答)。d・eはいずれも正しい記述。
【試験対策ポイント】
- 主な適応:一酸化炭素中毒、減圧症、空気塞栓、ガス壊疽、難治性潰瘍、突発性難聴、放射線障害。
- 禁忌の軸:閉じ込められたガスは圧の変化で膨張・収縮する(ボイルの法則)。未処置の気胸は禁忌。肺のブラ・気道閉塞のある病態も避ける。
- 酸素が多い環境なので、火気・静電気の管理(発火事故)も問われる。
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