MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第69問

呼吸療法装置第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第69問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。量規定換気(VCV)では1回換気量が固定され、それを送るのに必要な圧が上下する。

問題
量規定で人工呼吸管理中の気道内圧上昇の原因で正しいのはどれか。 a.気管チューブのカフの虚脱 b.気管チューブの片側気管支挿入 c.痰など分泌物の貯留 d.ファイティング e.人工呼吸回路からのリーク
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d ✓
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 86.7%やさしい

45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(b・c・d)

量規定換気(VCV)では1回換気量が固定され、それを送るのに必要な圧が上下する。気道抵抗の上昇・肺のふくらみにくさ・患者の呼吸との衝突で気道内圧は上がり、リーク(a・e)では逆に下がる。


【各選択肢の解説】

a. 気管チューブのカフの虚脱
❌ 誤り。カフが縮むとチューブ周りからガスが漏れ、圧がかかりにくくなる。正しくは気道内圧は低下する(低圧アラーム)。
b. 気管チューブの片側気管支挿入
✅ 正しい。片肺だけに同じ1回換気量が入るため、肺が過度にふくらまされ圧が上がる。
c. 痰など分泌物の貯留
✅ 正しい。気道が狭くなり気道抵抗が増すため、同じ量を送る圧が上がる。
d. ファイティング
✅ 正しい。人工呼吸器の送気中に患者が息を吐こうとする(非同調)と、送気と呼気がぶつかり気道内圧が急に上がる。
e. 人工呼吸回路からのリーク
❌ 誤り。ガスが回路外に漏れるため、正しくは気道内圧は低下する。
1. a、b、c
❌ aは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せ。
2. a、b、e
❌ a・eは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せ。
3. a、d、e
❌ a・eは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せ。
4. b、c、d
✅ 正しい(=正答)。b・c・dはいずれも正しい記述。
5. c、d、e
❌ eは誤った記述。正しくはb・c・dの組合せ。

【試験対策ポイント】

VCV の気道内圧原因の軸例
上昇気道抵抗↑分泌物、チューブの屈曲・閉塞、気管支攣縮
上昇肺がふくらみにくい片肺挿管、気胸、無気肺、肺水腫
上昇非同調ファイティング、咳嗽
低下漏れカフ漏れ、回路リーク、回路外れ
  • 圧規定換気(PCV)では圧が固定され、同じ原因で1回換気量のほうが変わる。
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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