第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第72問
体外循環・補助循環第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第72問(体外循環・補助循環)の正答は 4 です。体外循環中は血液希釈を行うため、ヘマトクリット20〜25%程度が適正。
問題
人工心肺装置を用いた体外循環中の管理で正しいのはどれか。
- 1. 平均大動脈圧 100 mmHg
- 2. 中心静脈圧 20 mmHg
- 3. 混合静脈血酸素飽和度 50%
- 4. ヘマトクリット値 25% ✓
- 5. 活性化凝固時間(ACT) 200 秒
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — ヘマトクリット値 25%
体外循環中は血液希釈を行うため、ヘマトクリット20〜25%程度が適正。他の値はいずれも危険域。正答は4。
【各選択肢の解説】
1. 平均大動脈圧 100 mmHg
❌ 誤り。送血中の適正平均動脈圧は60〜80 mmHg程度。100は高すぎる。
❌ 誤り。送血中の適正平均動脈圧は60〜80 mmHg程度。100は高すぎる。
2. 中心静脈圧 20 mmHg
❌ 誤り。脱血が良好なら中心静脈圧は低く保たれる(0〜数mmHg)。20は脱血不良を示す高値。
❌ 誤り。脱血が良好なら中心静脈圧は低く保たれる(0〜数mmHg)。20は脱血不良を示す高値。
3. 混合静脈血酸素飽和度 50%
❌ 誤り。SvO₂は70%以上を保つ。50%は酸素供給不足(灌流量不足)を示す。
❌ 誤り。SvO₂は70%以上を保つ。50%は酸素供給不足(灌流量不足)を示す。
4. ヘマトクリット値 25%
✅ 正しい。血液希釈により20〜25%前後で管理する。酸素運搬能と粘性のバランスがとれる。
✅ 正しい。血液希釈により20〜25%前後で管理する。酸素運搬能と粘性のバランスがとれる。
5. 活性化凝固時間(ACT)200秒
❌ 誤り。体外循環中はACT 400秒以上を維持する。200秒では凝固し回路血栓の危険。
❌ 誤り。体外循環中はACT 400秒以上を維持する。200秒では凝固し回路血栓の危険。
【試験対策ポイント】
体外循環中の管理目標値(鉄板暗記):
- 灌流量:2.4 L/min/m²前後
- 平均動脈圧:60〜80 mmHg
- SvO₂:70%以上
- ヘマトクリット:20〜25%
- ACT:400秒以上(ヘパリン化)
- 中心静脈圧:低値(脱血良好の指標)
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