第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問
血液浄化療法装置第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 1 です。血液透析は、半透膜を介した拡散と限外濾過で、腎臓の排泄・調節の働きを代わりに行う治療。
問題
血液透析療法の治療目的はどれか。
a.小分子量尿毒素の除去
b.アシドーシスの是正
c.電解質異常の是正
d.活性酸素の除去
e.貧血の是正
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 95.1%やさしい
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番(a・b・c)
血液透析は、半透膜を介した拡散と限外濾過で、腎臓の排泄・調節の働きを代わりに行う治療。尿毒素の除去・酸塩基平衡の補正・電解質の補正が目的で、腎臓の内分泌の働き(造血など)は代われない。
【各選択肢の解説】
a. 小分子量尿毒素の除去
✅ 正しい。尿素・クレアチニンなどの小さな分子は、透析液との濃度差による拡散で効率よく除かれる。
✅ 正しい。尿素・クレアチニンなどの小さな分子は、透析液との濃度差による拡散で効率よく除かれる。
b. アシドーシスの是正
✅ 正しい。透析液の重炭酸イオンが血液側へ移り、代謝性アシドーシスを補正する。
✅ 正しい。透析液の重炭酸イオンが血液側へ移り、代謝性アシドーシスを補正する。
c. 電解質異常の是正
✅ 正しい。透析液の電解質濃度との差で、高カリウム血症などを補正する。
✅ 正しい。透析液の電解質濃度との差で、高カリウム血症などを補正する。
d. 活性酸素の除去
❌ 誤り。透析の目的ではない。正しくは膜や回路との接触で白血球が活性化し、酸化ストレスはむしろ増えうる。
❌ 誤り。透析の目的ではない。正しくは膜や回路との接触で白血球が活性化し、酸化ストレスはむしろ増えうる。
e. 貧血の是正
❌ 誤り。腎性貧血の原因はエリスロポエチンの産生低下で、透析では補えない。正しくは赤血球造血刺激因子製剤(ESA)や鉄剤で治療する。
❌ 誤り。腎性貧血の原因はエリスロポエチンの産生低下で、透析では補えない。正しくは赤血球造血刺激因子製剤(ESA)や鉄剤で治療する。
1. a、b、c
✅ 正しい(=正答)。a・b・cはいずれも正しい記述。
✅ 正しい(=正答)。a・b・cはいずれも正しい記述。
2. a、b、e
❌ eは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ eは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
3. a、d、e
❌ d・eは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ d・eは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
4. b、c、d
❌ dは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ dは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
5. c、d、e
❌ d・eは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ d・eは誤った記述。正しくはa・b・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 腎の働き | 透析で代われるか |
|---|---|
| 尿毒素の排泄 | ○(拡散) |
| 水分の除去 | ○(限外濾過) |
| 電解質・酸塩基の調節 | ○(透析液との濃度差) |
| エリスロポエチン産生 | ×(ESA で補う) |
| ビタミン D の活性化 | ×(活性型ビタミン D 製剤で補う) |
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