第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第81問
医用機械工学第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第81問(医用機械工学)の正答は 5 です。生体軟組織は水分が多くほぼ非圧縮なのでポアソン比は0.5に近く、鉄鋼(約0.3)より大きい。
問題
ポアソン比について誤っているのはどれか。
- 1. 縦ひずみに対する横ひずみの比を用いて表される。
- 2. 材料によって固有の値をもつ。
- 3. 荷重を加えても体積が変わらなければ0.5 となる。
- 4. 生体組織では正の値をとる。
- 5. 生体軟組織では鉄鋼材料よりも小さい。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 33.3%難問
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 生体軟組織では鉄鋼材料よりも小さい。
生体軟組織は水分が多くほぼ非圧縮なのでポアソン比は0.5に近く、鉄鋼(約0.3)より大きい。大小を逆にした記述が誤り。
【各選択肢の解説】
1. 縦ひずみに対する横ひずみの比を用いて表される。
✅ 正しい。ポアソン比 ν = −(横ひずみ)/(縦ひずみ)。引っ張ると縦に伸び横に縮むので、負号をつけて正の値にする。
✅ 正しい。ポアソン比 ν = −(横ひずみ)/(縦ひずみ)。引っ張ると縦に伸び横に縮むので、負号をつけて正の値にする。
2. 材料によって固有の値をもつ。
✅ 正しい。ヤング率と同じく材料ごとに決まる弾性定数で、金属・ゴム・生体組織などで値が異なる。
✅ 正しい。ヤング率と同じく材料ごとに決まる弾性定数で、金属・ゴム・生体組織などで値が異なる。
3. 荷重を加えても体積が変わらなければ0.5 となる。
✅ 正しい。微小変形で体積変化が0になる条件を解くと ν = 0.5 となり、等方性材料の上限値にあたる。
✅ 正しい。微小変形で体積変化が0になる条件を解くと ν = 0.5 となり、等方性材料の上限値にあたる。
4. 生体組織では正の値をとる。
✅ 正しい。生体組織は引っ張ると横に細くなる通常の材料で、ポアソン比は正の値(0.5に近い値)をとる。
✅ 正しい。生体組織は引っ張ると横に細くなる通常の材料で、ポアソン比は正の値(0.5に近い値)をとる。
5. 生体軟組織では鉄鋼材料よりも小さい。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、生体軟組織は約0.5に近く、鉄鋼の約0.3より大きい。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、生体軟組織は約0.5に近く、鉄鋼の約0.3より大きい。
【試験対策ポイント】
| 材料 | ポアソン比(約) |
|---|---|
| コルク | ほぼ0 |
| 鉄鋼 | 約0.3 |
| ゴム・生体軟組織 | 0.5に近い |
「体積が変わらない=0.5」。水が主成分の軟組織は体積が変わりにくいので0.5に近い、と結びつける。
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