MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問

生体物性第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第86問(生体物性)の正答は 4 です。放射線感受性は細胞分裂が盛んな組織ほど高い(ベルゴニー・トリボンドーの法則)。

問題
放射線感受性の最も高い組織はどれか。
  1. 1. 脳
  2. 2. 肝 臓
  3. 3. 骨皮質
  4. 4. 小腸上皮
  5. 5. 脂肪組織

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 小腸上皮

放射線感受性は細胞分裂が盛んな組織ほど高い(ベルゴニー・トリボンドーの法則)。選択肢で最も分裂が活発なのは小腸上皮。正答は4。


【各選択肢の解説】

1.
❌ 誤り。神経細胞は分裂しない高度分化組織で、感受性は低い。
2. 肝臓
❌ 誤り。通常は静止期の細胞が多く、感受性は比較的低い。
3. 骨皮質
❌ 誤り。成熟した硬組織で細胞分裂が乏しく、感受性は低い。
4. 小腸上皮
✅ 正しい。陰窩の幹細胞が活発に分裂・更新する組織で、放射線感受性が最も高い。
5. 脂肪組織
❌ 誤り。分裂がほとんどなく、感受性は低い。

【試験対策ポイント】

ベルゴニー・トリボンドーの法則:①細胞分裂が盛ん、②将来分裂する回数が多い、③形態・機能が未分化 ——ほど放射線感受性が高い。

  • 高感受性:造血組織(骨髄)・リンパ組織・生殖腺・腸上皮・皮膚基底層
  • 低感受性:神経・筋・骨・結合組織
被曝で早期に障害が出るのは高感受性組織(骨髄抑制・消化管障害)。

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