第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第5問
人体の構造と機能第39回午後
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第5問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。マクロファージは骨髄の造血幹細胞から生じた単球が組織へ出て分化した細胞で、血球(造血)系に属する。
問題
誤っているのはどれか。
- 1. 肉芽腫は慢性炎症で生じる。
- 2. 腫脹は炎症の4 主徴の一つである。
- 3. マクロファージは間葉系細胞である。 ✓
- 4. 急性炎症の過程ではまず血管透過性が亢進する。
- 5. セロトニンは炎症ケミカルメディエータの一つである。
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%標準
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — マクロファージは間葉系細胞である。
マクロファージは骨髄の造血幹細胞から生じた単球が組織へ出て分化した細胞で、血球(造血)系に属する。線維芽細胞・骨・軟骨・脂肪などをつくる間葉系とは系統が違う。
【各選択肢の解説】
1. 肉芽腫は慢性炎症で生じる。
✅ 正しい。結核・サルコイドーシスなどの慢性炎症で、類上皮細胞・多核巨細胞が集まって肉芽腫をつくる(肉芽腫性炎)。
✅ 正しい。結核・サルコイドーシスなどの慢性炎症で、類上皮細胞・多核巨細胞が集まって肉芽腫をつくる(肉芽腫性炎)。
2. 腫脹は炎症の4 主徴の一つである。
✅ 正しい。炎症の4主徴は発赤・腫脹・熱感・疼痛(ケルスス)。血管透過性亢進による滲出で腫脹が起こる。機能障害を加えて5主徴とする。
✅ 正しい。炎症の4主徴は発赤・腫脹・熱感・疼痛(ケルスス)。血管透過性亢進による滲出で腫脹が起こる。機能障害を加えて5主徴とする。
3. マクロファージは間葉系細胞である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、マクロファージは単球に由来する血球系の細胞で、貪食と抗原提示を担う。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、マクロファージは単球に由来する血球系の細胞で、貪食と抗原提示を担う。
4. 急性炎症の過程ではまず血管透過性が亢進する。
✅ 正しい。急性炎症ではヒスタミンなどの作用で血管の拡張と透過性亢進がまず起こり、血漿成分が滲出し、その後に好中球が血管外へ遊走する。
✅ 正しい。急性炎症ではヒスタミンなどの作用で血管の拡張と透過性亢進がまず起こり、血漿成分が滲出し、その後に好中球が血管外へ遊走する。
5. セロトニンは炎症ケミカルメディエータの一つである。
✅ 正しい。セロトニンはヒスタミンと同じく血管透過性を高める、即時に働くケミカルメディエータ。
✅ 正しい。セロトニンはヒスタミンと同じく血管透過性を高める、即時に働くケミカルメディエータ。
【試験対策ポイント】
| 系統 | 細胞の例 |
|---|---|
| 血球(造血)系 | 好中球・単球→マクロファージ・リンパ球・肥満細胞 |
| 間葉系 | 線維芽細胞・骨芽細胞・軟骨細胞・脂肪細胞 |
ケミカルメディエータ:ヒスタミン・セロトニン・ブラジキニン・プロスタグランジン・ロイコトリエン。
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