第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問
外科学第39回午後
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問(外科学)の正答は 2 です。頭蓋底骨折の所見は、骨折線が副鼻腔・中耳・眼窩と交通して起こる出血や髄液の漏れである。
問題
頭蓋底骨折を示唆する所見でないのはどれか。
- 1. 眼球状血腫
- 2. 運動性失語 ✓
- 3. 髄液鼻漏
- 4. 鼻出血
- 5. 耳出血
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.1%難問
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 運動性失語
頭蓋底骨折の所見は、骨折線が副鼻腔・中耳・眼窩と交通して起こる出血や髄液の漏れである。運動性失語はブローカ野(優位半球の下前頭回)の脳実質の障害による巣症状で、骨折の部位を示す所見ではない。
【各選択肢の解説】
1. 眼球状血腫
❌ 誤り。前頭蓋底の骨折で眼窩周囲の皮下に血液がしみ出し、両眼の周りが黒く腫れる(パンダの目・ブラックアイ)。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である。
❌ 誤り。前頭蓋底の骨折で眼窩周囲の皮下に血液がしみ出し、両眼の周りが黒く腫れる(パンダの目・ブラックアイ)。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である。
2. 運動性失語
✅ 正しい(=正答)。ブローカ野を含む脳実質の損傷で生じる言語の障害で、頭蓋底の骨折そのものを示す所見ではない。骨折がなくても脳挫傷・脳出血・脳梗塞で起こる。
✅ 正しい(=正答)。ブローカ野を含む脳実質の損傷で生じる言語の障害で、頭蓋底の骨折そのものを示す所見ではない。骨折がなくても脳挫傷・脳出血・脳梗塞で起こる。
3. 髄液鼻漏
❌ 誤り。前頭蓋底の骨折で硬膜が破れ、副鼻腔を経て鼻から髄液が漏れる。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である(髄膜炎の危険がある)。
❌ 誤り。前頭蓋底の骨折で硬膜が破れ、副鼻腔を経て鼻から髄液が漏れる。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である(髄膜炎の危険がある)。
4. 鼻出血
❌ 誤り。前頭蓋底の骨折線が副鼻腔に及ぶと、出血が鼻腔へ流れ出る。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である。
❌ 誤り。前頭蓋底の骨折線が副鼻腔に及ぶと、出血が鼻腔へ流れ出る。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である。
5. 耳出血
❌ 誤り。中頭蓋底(側頭骨錐体部)の骨折で鼓膜が破れると外耳道から出血する。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である。
❌ 誤り。中頭蓋底(側頭骨錐体部)の骨折で鼓膜が破れると外耳道から出血する。正しくは頭蓋底骨折を示唆する所見である。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 所見 |
|---|---|
| 前頭蓋底 | 眼球状血腫(パンダの目)・髄液鼻漏・鼻出血 |
| 中頭蓋底 | 耳出血・髄液耳漏・耳介後部の皮下出血(バトル徴候) |
失語・片麻痺などの巣症状は脳実質の障害を示す所見で、骨折の所見とは分けて考える。
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