第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(呼吸器系)の正答は 3 です。過換気で二酸化炭素が過剰に吐き出され、PaCO₂低下→呼吸性アルカローシス(pH上昇)になる。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c ✓
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:3番
初回正答率 43.3%難問
30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
過換気で二酸化炭素が過剰に吐き出され、PaCO₂低下→呼吸性アルカローシス(pH上昇)になる。アルカローシスでは脳血管が収縮して脳血流が減り、めまい・意識障害を起こしうる。酸素化は保たれるのでSpO₂は下がらない。
【各選択肢の解説】
a.高カルシウム血症
❌ みられない。アルカローシスではアルブミンに結合するCaが増え、イオン化カルシウムが低下する。正しくはイオン化Caの低下で、しびれ・テタニーを起こす。
b.意識障害
✅ みられる。PaCO₂低下で脳血管が収縮し脳血流が減るため、めまい・失神・意識障害を起こしうる。
c.PaCO₂ 低下
✅ みられる。換気量が代謝で生じるCO₂に見合う量を超え、CO₂が過剰に排出される。
d.SpO₂ 低下
❌ みられない。換気が増えて肺胞の酸素分圧はむしろ上がる。正しくはSpO₂は正常に保たれる。
e.アシデミア
❌ みられない。CO₂(酸)が減るのでpHは上がる。正しくはアルカレミア(pH上昇)。
❌ 誤り。aはみられない。正しくはb・cの組合せ。
❌ 誤り。a・eともみられない。正しくはb・cの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。b・cともみられる。
❌ 誤り。dはみられない。正しくはb・cの組合せ。
❌ 誤り。d・eともみられない。正しくはb・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 過換気症候群 |
|---|---|
| PaCO₂ | 低下 |
| pH | 上昇(呼吸性アルカローシス) |
| SpO₂・PaO₂ | 正常〜高め |
| イオン化Ca | 低下(手足のしびれ・テタニー) |
「アルカローシス→イオン化Ca低下」と向きをセットで覚える。
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