MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第46問

電気工学第39回午後

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第46問(電気工学)の正答は 4 です。図2では、極板と同じ面積で厚さd/4の導体板が極板間に入っている。

問題
図1 の平行平板キャパシタの静電容量を C_a とする。図2 のように平板と同じ面積で間隙 d の1/4 の厚みの導体板を挿入したとき、このキャパシタの静電容量 C_b はどれか。
第39回午後第46問 図
  1. 1. (1/4)C_a
  2. 2. (1/2)C_a
  3. 3. (3/4)C_a
  4. 4. (4/3)C_a ✓
  5. 5. 3C_a

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.3%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — (4/3)C_a

図2では、極板と同じ面積で厚さd/4の導体板が極板間に入っている。導体の内部は電界がゼロで電位差が生じないので、電界がある空間の厚さは d−d/4=(3/4)d に縮む。

C_a=εS/d
C_b=εS/{(3/4)d}=(4/3)・εS/d=(4/3)C_a

(導体板の両側の2つのキャパシタの直列と考えても、すき間の合計が(3/4)dなので同じ結果になり、導体板の位置によらない)


【各選択肢の解説】

1. (1/4)C_a
❌ 誤り。導体板を入れると電界のある空間が狭くなり、容量は増える。正しくは(4/3)C_a。
2. (1/2)C_a
❌ 誤り。容量が減る向きの値で、導体板の挿入とは逆。正しくは(4/3)C_a。
3. (3/4)C_a
❌ 誤り。すき間が(3/4)倍になったことを容量の倍率と取り違えた値。容量はすき間に反比例するので、正しくは(4/3)C_a。
4. (4/3)C_a
✅ 正しい。すき間が(3/4)dになり、容量はその逆数倍の4/3倍。
5. 3C_a
❌ 誤り。すき間がd/3(導体板の厚さが2d/3)なら3倍になるが、本問の導体板はd/4。正しくは(4/3)C_a。

【試験対策ポイント】

挿入するもの容量
厚さtの導体板C=εS/(d−t)(位置によらない)
誘電体板誘電率の違う2層の直列として合成
  • 平行平板キャパシタはC=εS/d=面積に比例・間隔に反比例。
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