MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第47問

電気工学第39回午後

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第47問(電気工学)の正答は 3 です。ニクロム線で発生するジュール熱 Q=I²Rt=1²×42×100=4200 J。

問題
20℃の水100 g が入った保温ポットに電気抵抗42 X のニクロム線を入れ て直流1 A を100 秒間通電した。水の温度[℃]はどれか。 ただし、比熱を4.2 J/(g・K)とする。
  1. 1. 21
  2. 2. 24
  3. 3. 30
  4. 4. 42
  5. 5. 62

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 30

ニクロム線で発生するジュール熱 Q=I²Rt=1²×42×100=4200 J。水100 g(比熱4.2 J/(g・K))の上昇温度 ΔT=Q/(m・c)=4200/(100×4.2)=10 K。初期20℃+10=30℃。よって3番。


【各選択肢の解説】

1. 21
❌ 誤り。上昇分を1℃と過小評価した値。
2. 24
❌ 誤り。計算が合わない。
3. 30
✅ 正しい。ΔT=4200 J÷(100 g×4.2 J/(g・K))=10 K → 20+10=30℃。
4. 42
❌ 誤り。抵抗値42 Ωをそのまま温度に読み違えた値。
5. 62
❌ 誤り。ΔTを42 K相当と過大評価した値。

【試験対策ポイント】

  • ジュール熱:Q=I²Rt=VIt=(V²/R)t [J]。本問はI²Rtが最短。
  • 熱量と温度:Q=m・c・ΔT(m=質量、c=比熱、ΔT=温度変化)。
  • 手順:①電気エネルギー→熱量、②Q=mcΔTでΔT、③初期温度に加算。
  • 比熱4.2 J/(g・K)は水の代表値(=1 cal/(g・K))。1 A・42 Ω・100 sで4200 J、水100 gなら10 K上昇。
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