第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第56問
電子工学第39回午後
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第56問(電子工学)の正答は 4 です。2つの電源がそれぞれダイオードを通して出力の点(Rの上端)につながる回路。
問題
図の回路でV_o[V]はどれか。
ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。
- 1. -2
- 2. 2
- 3. 3
- 4. 5 ✓
- 5. 8
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 5
2つの電源がそれぞれダイオードを通して出力の点(Rの上端)につながる回路。出力の点の電圧は高い方の電源で決まる(ダイオードOR回路)。理想ダイオードは順方向で電圧降下0、逆方向で電流0。
【各選択肢の解説】
図の読み方:2つのダイオードはどちらも電源側がアノード、出力側がカソード。
- 5 V側のダイオードが導通すると出力の点は5 V
- このとき3 V側のダイオードはアノード3 V・カソード5 Vで逆バイアス=遮断
- 矛盾がないのでV_o=5 V
1. -2
❌ 誤り。3 V-5 Vの差をとった値。正しくは、ダイオードは電源から出力への向きにしか電流を流さず、出力は高い方の5 Vになる。
❌ 誤り。3 V-5 Vの差をとった値。正しくは、ダイオードは電源から出力への向きにしか電流を流さず、出力は高い方の5 Vになる。
2. 2
❌ 誤り。5 V-3 Vの差をとった値。正しくは5 V。
❌ 誤り。5 V-3 Vの差をとった値。正しくは5 V。
3. 3
❌ 誤り。出力が3 Vなら5 V側のダイオードに順方向5 V-3 V=2 Vがかかり導通してしまうので成り立たない。正しくは高い方の5 V。
❌ 誤り。出力が3 Vなら5 V側のダイオードに順方向5 V-3 V=2 Vがかかり導通してしまうので成り立たない。正しくは高い方の5 V。
4. 5
✅ 正しい。高い方の5 V側だけが導通し、理想ダイオードなので電圧降下なく5 Vが出力に現れる。
✅ 正しい。高い方の5 V側だけが導通し、理想ダイオードなので電圧降下なく5 Vが出力に現れる。
5. 8
❌ 誤り。2つの電源を直列に足した値。正しくは、2つの電源は並列にダイオードを介してつながっているので足し算にならず、高い方の5 V。
❌ 誤り。2つの電源を直列に足した値。正しくは、2つの電源は並列にダイオードを介してつながっているので足し算にならず、高い方の5 V。
【試験対策ポイント】
- ダイオードOR(各電源のアノード側→出力がカソード側):出力=最も高い入力
- この図のRが接地側のままダイオードの向きだけを逆にすると、正の電源はどちらも逆バイアスで遮断されV_o=0 V。出力が最も低い入力になる(ダイオードAND)のは、Rを入力より高い正の電源へつないだ場合
- 解き方:どのダイオードが導通するか仮定→他のダイオードが逆バイアスか確かめる
- 実際のSiダイオードなら順方向の電圧降下(約0.6〜0.7 V)を引く
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