第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問
呼吸器系第39回午後
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第66問(呼吸器系)の正答は 5 です。閉塞型SASは上気道が狭く・ふさがることで起こる。
問題
SAS(睡眠時無呼吸症候群)について正しいのはどれか。
- 1. PSG 検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)では酸素飽和度の測定は行わない。
- 2. 1 時間あたりの無呼吸・低呼吸回数が3 回以上で診断される。
- 3. 閉塞型SAS の原因は呼吸中枢の障害である。
- 4. マウスピースは中枢型SAS の治療に用いられる。
- 5. 扁桃肥大がある場合は外科手術を考慮する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.6%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 扁桃肥大がある場合は外科手術を考慮する。
閉塞型SASは上気道が狭く・ふさがることで起こる。扁桃肥大のような取り除ける狭窄の原因があれば、手術(扁桃摘出術など)が治療の選択肢になる。
【各選択肢の解説】
1. PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)では酸素飽和度の測定は行わない。
❌ 誤り。正しくは、PSGでは脳波・眼球運動・筋電図・気流・呼吸運動・心電図などに加えて、パルスオキシメータで動脈血酸素飽和度(SpO₂)を測る。無呼吸に伴う低酸素の程度を見るため。
❌ 誤り。正しくは、PSGでは脳波・眼球運動・筋電図・気流・呼吸運動・心電図などに加えて、パルスオキシメータで動脈血酸素飽和度(SpO₂)を測る。無呼吸に伴う低酸素の程度を見るため。
2. 1時間あたりの無呼吸・低呼吸回数が3回以上で診断される。
❌ 誤り。正しくは、無呼吸低呼吸指数(AHI)5以上(日中の眠気などの症状を伴う)で診断する。重症度はAHI 5以上15未満が軽症、15以上30未満が中等症、30以上が重症(米国睡眠医学会)。
❌ 誤り。正しくは、無呼吸低呼吸指数(AHI)5以上(日中の眠気などの症状を伴う)で診断する。重症度はAHI 5以上15未満が軽症、15以上30未満が中等症、30以上が重症(米国睡眠医学会)。
3. 閉塞型SASの原因は呼吸中枢の障害である。
❌ 誤り。呼吸中枢の障害で呼吸の指令が止まるのは中枢型。正しくは、閉塞型の原因は上気道の狭窄・閉塞(肥満・扁桃肥大・小顎など)で、呼吸運動は続いているのに気流が止まる。
❌ 誤り。呼吸中枢の障害で呼吸の指令が止まるのは中枢型。正しくは、閉塞型の原因は上気道の狭窄・閉塞(肥満・扁桃肥大・小顎など)で、呼吸運動は続いているのに気流が止まる。
4. マウスピースは中枢型SASの治療に用いられる。
❌ 誤り。正しくは、マウスピース(口腔内装置)は下顎を前に出して上気道を広げる装置で、閉塞型に用いる。中枢型は気道がふさがるのではないので効かない。
❌ 誤り。正しくは、マウスピース(口腔内装置)は下顎を前に出して上気道を広げる装置で、閉塞型に用いる。中枢型は気道がふさがるのではないので効かない。
5. 扁桃肥大がある場合は外科手術を考慮する。
✅ 正しい。肥大した扁桃が気道を狭めている場合、扁桃摘出術で狭窄そのものを取り除ける。小児の閉塞型SASでは特に扁桃・アデノイドの肥大が原因になりやすい。
✅ 正しい。肥大した扁桃が気道を狭めている場合、扁桃摘出術で狭窄そのものを取り除ける。小児の閉塞型SASでは特に扁桃・アデノイドの肥大が原因になりやすい。
【試験対策ポイント】
| 病型 | 原因 | 呼吸運動 | 主な治療 |
|---|---|---|---|
| 閉塞型 | 上気道の狭窄・閉塞 | あり | CPAP・口腔内装置・減量・手術 |
| 中枢型 | 呼吸中枢からの指令の停止 | なし | 原因疾患の治療・ASV など |
- 無呼吸=10秒以上の気流停止
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