第50回 作業療法士国家試験 午前 第6問
作業療法評価学第50回午前
第50回 作業療法士国家試験 午前 第6問(作業療法評価学)の正答は 4 です。GMFCSは脳性麻痺の粗大運動機能を5段階で分類するシステム。
問題
10歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、手で支持すれば座位が可能。わずかな距離は寝返りで移動する。電動車椅子を練習中である。この児のGMFCS(gross motor function classification system)のレベルはどれか。
- 1. レベルⅠ
- 2. レベルⅡ
- 3. レベルⅢ
- 4. レベルⅣ ✓
- 5. レベルⅤ
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — レベルⅣ
GMFCSは脳性麻痺の粗大運動機能を5段階で分類するシステム。本症例は「頭部保持可能・手支持での座位可能・寝返りによる短距離移動・電動車椅子練習中」という記述から、レベルⅣ(自力での移動が制限され、電動車椅子等の移動補助具が必要)に相当する。
【各選択肢の解説】
1. レベルⅠ
❌ 誤り。レベルⅠは屋外・地域内での歩行が制限なく可能。本症例には全く該当しない。
❌ 誤り。レベルⅠは屋外・地域内での歩行が制限なく可能。本症例には全く該当しない。
2. レベルⅡ
❌ 誤り。レベルⅡは制限はあるが歩行可能。本症例は歩行できない。
❌ 誤り。レベルⅡは制限はあるが歩行可能。本症例は歩行できない。
3. レベルⅢ
❌ 誤り。レベルⅢは補助具使用での歩行が可能。本症例は歩行できない。
❌ 誤り。レベルⅢは補助具使用での歩行が可能。本症例は歩行できない。
4. レベルⅣ
✅ 正しい。レベルⅣは自力移動が限られ(寝返り程度)、電動車椅子の使用が必要。手支持での座位保持は可能だが独立した座位は困難。本症例の記述と一致する。
✅ 正しい。レベルⅣは自力移動が限られ(寝返り程度)、電動車椅子の使用が必要。手支持での座位保持は可能だが独立した座位は困難。本症例の記述と一致する。
5. レベルⅤ
❌ 誤り。レベルⅤは頭部保持も困難で全面的な介助が必要。本症例は頭部保持可能であるためⅤには該当しない。
❌ 誤り。レベルⅤは頭部保持も困難で全面的な介助が必要。本症例は頭部保持可能であるためⅤには該当しない。
【試験対策ポイント】
GMFCSのレベル区分(6歳以上の場合):
| レベル | 移動能力 |
|---|---|
| Ⅰ | 制限なく歩行可能 |
| Ⅱ | 制限あるが歩行可能 |
| Ⅲ | 補助具で歩行可能 |
| Ⅳ | 自力移動制限・電動車椅子 |
| Ⅴ | 頭部保持困難・全介助 |
「頭部保持可能+手支持座位可能+電動車椅子→レベルⅣ」が判断の根拠。
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