第50回 作業療法士国家試験 午前 第6問
作業療法評価学第50回午前
第50回 作業療法士国家試験 午前 第6問(作業療法評価学)の正答は 4 です。GMFCSは歩行と移動の手段で分ける。
問題
10歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、手で支持すれば座位が可能。わずかな距離は寝返りで移動する。電動車椅子を練習中である。この児のGMFCS(gross motor function classification system)のレベルはどれか。
- 1. レベルⅠ
- 2. レベルⅡ
- 3. レベルⅢ
- 4. レベルⅣ ✓
- 5. レベルⅤ
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.1%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — レベルⅣ
GMFCSは歩行と移動の手段で分ける。この児は歩行できず、頭部保持と手で支える座位はでき、移動は寝返りと電動車椅子である。これは6〜12歳のレベルⅣの像に当たる。
【各選択肢の解説】
1. レベルⅠ
❌ 誤り。レベルⅠは屋内外で制限なく歩け、走る・跳ぶもできる(速さ・バランスは劣る)。正しくは歩行に制限がない段階で、歩けない本症例は該当しない。
❌ 誤り。レベルⅠは屋内外で制限なく歩け、走る・跳ぶもできる(速さ・バランスは劣る)。正しくは歩行に制限がない段階で、歩けない本症例は該当しない。
2. レベルⅡ
❌ 誤り。レベルⅡは補助具なしで歩けるが、不整地・坂・人混みや長い距離で制限がある段階。正しくは補助具なしで歩ける段階で、本症例は該当しない。
❌ 誤り。レベルⅡは補助具なしで歩けるが、不整地・坂・人混みや長い距離で制限がある段階。正しくは補助具なしで歩ける段階で、本症例は該当しない。
3. レベルⅢ
❌ 誤り。レベルⅢは手に持つ歩行補助具(杖・歩行器)を使って歩ける段階で、長い距離は車椅子を使う。正しくは補助具での歩行ができる段階で、本症例は該当しない。
❌ 誤り。レベルⅢは手に持つ歩行補助具(杖・歩行器)を使って歩ける段階で、長い距離は車椅子を使う。正しくは補助具での歩行ができる段階で、本症例は該当しない。
4. レベルⅣ
✅ 正しい。レベルⅣは歩行による移動が難しく、多くの場面で介助か電動車椅子による移動を要する。座位は手で支えるか体幹の支えを要し、電動車椅子で自力移動を獲得しうる。本症例の記述と一致する。
✅ 正しい。レベルⅣは歩行による移動が難しく、多くの場面で介助か電動車椅子による移動を要する。座位は手で支えるか体幹の支えを要し、電動車椅子で自力移動を獲得しうる。本症例の記述と一致する。
5. レベルⅤ
❌ 誤り。レベルⅤは頭部や体幹を重力に抗して保つことが難しく、移動は車椅子で運ばれる段階。正しくは頭部保持も困難な段階で、頭部保持ができる本症例は該当しない。
❌ 誤り。レベルⅤは頭部や体幹を重力に抗して保つことが難しく、移動は車椅子で運ばれる段階。正しくは頭部保持も困難な段階で、頭部保持ができる本症例は該当しない。
【試験対策ポイント】
| レベル | 6〜12歳の目安 |
|---|---|
| Ⅰ | 制限なく歩く |
| Ⅱ | 補助具なしで歩くが制限あり |
| Ⅲ | 手に持つ補助具で歩く |
| Ⅳ | 介助や電動車椅子で移動・座位に支えが要る |
| Ⅴ | 頭部・体幹の保持が困難・車椅子で運ばれる |
(GMFCS:Palisanoら)「頭部保持ができるか」でⅣとⅤを分ける。
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