OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第21問

作業療法評価学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第21問(作業療法評価学)の正答は 3 です。JCSはまず「刺激なしで開眼しているか」でⅠ・Ⅱ・Ⅲ桁を決め、そのうえで桁の中の段階を決める。

問題
「自発開眼しているが、自分の名前はいえない」のは、JCS(Japan coma scale)の判定でどれか。
  1. 1. Ⅰ-1
  2. 2. Ⅰ-2
  3. 3. Ⅰ-3 ✓
  4. 4. Ⅱ-10
  5. 5. Ⅱ-20

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — Ⅰ-3

JCSはまず「刺激なしで開眼しているか」でⅠ・Ⅱ・Ⅲ桁を決め、そのうえで桁の中の段階を決める。自発開眼しているのでⅠ桁、そのうち「自分の名前・生年月日がいえない」はⅠ-3である。


【各選択肢の解説】

1. Ⅰ-1
❌ 誤り。Ⅰ-1は「だいたい清明だが、今ひとつはっきりしない」状態である。正しくは、名前がいえない段階はⅠ-3である。
2. Ⅰ-2
❌ 誤り。Ⅰ-2は「見当識障害がある」状態である。正しくは、見当識より重く、名前・生年月日もいえない段階がⅠ-3である。
3. Ⅰ-3
✅ 正しい。(=正答)Ⅰ-3は「自分の名前、生年月日がいえない」状態である。刺激なしで開眼しているのでⅠ桁に入り、Ⅰ桁の中で最も重い段階にあたる。
4. Ⅱ-10
❌ 誤り。Ⅱ桁は刺激を加えると開眼する状態で、Ⅱ-10は「普通の呼びかけで容易に開眼する」。正しくは、自発開眼している患者はⅠ桁で判定する。
5. Ⅱ-20
❌ 誤り。Ⅱ-20は「大きな声または体を揺さぶることにより開眼する」状態である。正しくは、自発開眼している患者はⅠ桁で判定する。

【試験対策ポイント】

桁開眼の条件段階
Ⅰ(1桁)刺激しないでも覚醒している1:だいたい清明だが今ひとつはっきりしない/2:見当識障害がある/3:名前・生年月日がいえない
Ⅱ(2桁)刺激すると覚醒する10:普通の呼びかけで開眼/20:大声・揺さぶりで開眼/30:痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼
Ⅲ(3桁)刺激しても覚醒しない100:痛み刺激に払いのける動作/200:少し手足を動かしたり顔をしかめる/300:痛み刺激に反応しない

見る順は「開眼の条件で桁→桁の中の段階」。名前がいえなくても、自発開眼していればⅡ桁にはならない。

📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「作業療法評価学」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第50回 全問一覧

▶ 作業療法評価学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)