OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第35問

作業療法治療学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第35問(作業療法治療学)の正答は 4 です。単眼鏡は遠方を拡大して見るための補助具(望遠鏡型)。

問題
ロービジョンケアの活動と補助具の組合せで適切でないのはどれか。
  1. 1. パソコン操作 ——— 音声変換ソフト
  2. 2. 針の糸通し ——— 拡大鏡
  3. 3. 屋外歩行 ——— 白杖
  4. 4. 爪切り ——— 単眼鏡
  5. 5. 読書 ——— 書見台

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 爪切り ── 単眼鏡

単眼鏡は遠方を拡大して見るための補助具(望遠鏡型)。爪切りは近業(手元の作業)であり、遠方用の単眼鏡は適応外。爪切りには拡大鏡(手持ち式・スタンド式)が適切。


【各選択肢の解説】

1. パソコン操作 ── 音声変換ソフト
❌ 誤りではない。ロービジョン患者のパソコン操作に音声変換(スクリーンリーダー)ソフトは有効な補助手段。
2. 針の糸通し ── 拡大鏡
❌ 誤りではない。針への糸通しは近業であり、拡大鏡による拡大が有効な補助手段。
3. 屋外歩行 ── 白杖
❌ 誤りではない。ロービジョン(視覚障害)患者の屋外歩行に白杖は安全確保のための基本補助具。
4. 爪切り ── 単眼鏡
✅ (「適切でないのはどれか」の正答)単眼鏡は遠方観察用の光学補助具(看板・黒板等)。爪切りは近業であり近用の拡大鏡が適切。単眼鏡は爪切りには使用できない
5. 読書 ── 書見台
❌ 誤りではない。書見台は読書時に本を立てかけ、適切な角度・距離で読む姿勢を維持するためのロービジョン補助具として有効。

【試験対策ポイント】

ロービジョン補助具の種類と用途:

  • 拡大鏡(ルーペ):近業(読書・針仕事・爪切り等)
  • 単眼鏡遠方(看板・黒板・映画等) ← 近業には使用不可
  • 拡大読書器(CCTV):読書・書類確認
  • 書見台:読書姿勢の安定
  • 白杖:歩行時の障害物確認

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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