OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第40問

作業療法評価学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第40問(作業療法評価学)の正答は 3 です。NPIは認知症患者のBPSD(行動・心理症状)を評価するための代表的なスケール。

問題
認知症のBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia)の評価尺度はどれか。
  1. 1. CDR(clinical dementia rating)
  2. 2. N式老年者用精神状態評価尺度
  3. 3. NPI(neuropsychiatric inventory)
  4. 4. MMSE(mini mental state examination)
  5. 5. HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — NPI(neuropsychiatric inventory)

NPIは認知症患者のBPSD(行動・心理症状)を評価するための代表的なスケール。12の神経精神症状(幻覚・妄想・興奮・抑うつ・不安・多幸感・無感情・脱抑制・易怒性・異常行動・睡眠障害・食行動異常)を介護者への面接で評価する。


【各選択肢の解説】

1. CDR
❌ 誤り。CDRは認知症の重症度分類(0〜3の5段階)。BPSD評価ではなく全般的重症度の評価。
2. N式老年者用精神状態評価尺度
❌ 誤り。N式は老年者の精神状態・認知機能を包括的に評価するスケール。BPSD特化ではない。
3. NPI
✅ 正しい。NPIはBPSD(行動・心理症状)の評価に特化したスケール。介護者(家族・介護士)への面接形式で、各BPSDの頻度・重症度・介護負担を評価する。
4. MMSE
❌ 誤り。MMSEは認知機能(認知症スクリーニング)の評価。BPSD評価ではない。
5. HDS-R
❌ 誤り。HDS-Rは認知機能のスクリーニング評価。BPSD評価ではない。

【試験対策ポイント】

認知症評価スケールの分類:

評価法評価対象
MMSE・HDS-R認知機能(スクリーニング)
CDR・FAST重症度
NPIBPSD(行動・心理症状)
DAD・ADL-IS日常生活活動

「BPSD評価→NPI」は認知症関連問題の最頻出パターン。


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