OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第42問

作業療法治療学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第42問(作業療法治療学)の正答は 5 です。認知症の人の作業は、記憶・注意・遂行機能が落ちていても失敗せずにやり遂げられる形にする。

問題
認知症患者の作業課題で適切でないのはどれか。
  1. 1. 壊れにくい素材での課題
  2. 2. 道具を使わない課題
  3. 3. 少ない工程の課題
  4. 4. 短時間の課題
  5. 5. 精密な課題 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 87.5%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 精密な課題

認知症の人の作業は、記憶・注意・遂行機能が落ちていても失敗せずにやり遂げられる形にする。細かな注意と巧緻性を長く求める精密な課題は失敗体験になりやすく、適切でない。


【各選択肢の解説】

1. 壊れにくい素材での課題
✅ 正しい(適切)。扱いが雑になったり落としたりしても壊れない素材なら、作品が壊れる失敗やけがを避けられ、安心して取り組める。
2. 道具を使わない課題
✅ 正しい(適切)。道具の使い方の記憶や操作の手順が保たれていないことがあり、道具を使わない課題は操作の失敗と危険を減らせる。
3. 少ない工程の課題
✅ 正しい(適切)。工程が多いと順序を覚えておく必要があり、記憶障害・遂行機能障害で途中が分からなくなる。工程を少なくすると最後までやり遂げやすい。
4. 短時間の課題
✅ 正しい(適切)。注意を持続できる時間が短いため、短時間で区切りがつく課題のほうが完成まで集中が続き、達成感を得やすい。
5. 精密な課題
❌ 誤り(適切でない)。精密な課題は細かい注意の集中・手指の巧緻性・手順の保持を長く求め、認知症の人には失敗体験になりやすい。正しくは、簡単で工程が少なく、粗い動作でも仕上がる課題を選ぶ。

【試験対策ポイント】

認知症の人の作業課題は「安全・単純・少工程・短時間・なじみがある」で選ぶ。避けるもの=精密さ・新しい学習・長時間・多工程を求める課題。

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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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