OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第63問

生理学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第63問(生理学)の正答は 1 です。運動負荷中の生体反応について、脳血流は増加する(活動部位の脳血流は増加するが、全体的な脳血流の変化は比較的小さい)。

問題
運動負荷による生体反応で誤っているのはどれか。
  1. 1. 脳血流は増加する。
  2. 2. 冠血流は増加する。
  3. 3. 肝血流は減少する。
  4. 4. 筋血流は増加する。
  5. 5. 皮膚血流は増加する。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 脳血流は増加する

運動負荷中の生体反応について、脳血流は増加する(活動部位の脳血流は増加するが、全体的な脳血流の変化は比較的小さい)。正確には、運動中の脳血流は運動強度に依存してやや増加〜変化なしであり、「増加する」という記述は「減少する」よりは正確だが、問題文では「増加する→誤り」として出題されている。


【各選択肢の解説】

1. 脳血流は増加する。
✅ (「誤っているのはどれか」の正答)運動負荷中、脳血流は著明には変化しない。むしろ高強度運動時(過換気による低CO₂血症)では脳血管収縮→脳血流が減少する場合がある。他の臓器(冠血管・筋・皮膚)への血流が優先されるため、脳血流は相対的に増加しないまたは減少することが正しい生理的応答。
2. 冠血流は増加する。
❌ 誤りではない。運動時に心筋への酸素需要が増加するため冠血流は増加する。正しい応答。
3. 肝血流は減少する。
❌ 誤りではない。運動時には骨格筋・冠動脈への血流が優先され、交感神経による内臓血管収縮から肝血流は減少する。正しい応答。
4. 筋血流は増加する。
❌ 誤りではない。運動時に活動筋への酸素・栄養供給のため骨格筋血流は著明に増加する。正しい応答。
5. 皮膚血流は増加する。
❌ 誤りではない。運動による体温上昇に対応するための熱放散のため皮膚血流は増加する。正しい応答。

【試験対策ポイント】

運動負荷時の血流変化:

臓器変化
骨格筋著増
冠動脈増加
皮膚増加(体温上昇への対応)
内臓(肝・腸管)減少
ほぼ変化なし〜減少(高強度運動時)

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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