第50回 作業療法士国家試験 午前 第74問
運動学第50回午前
第50回 作業療法士国家試験 午前 第74問(運動学)の正答は 3 です。Saunders の歩行の決定要素(重心の上下・左右の動きを小さくする6つのしくみ)は、骨盤の回旋・骨盤の傾斜・立脚期の膝屈曲・足と膝のメカニズム(2つ)・骨盤の側方移動である。
問題
正常歩行時の重心移動幅の減少への関与が小さいのはどれか。
- 1. 骨盤傾斜
- 2. 二重膝作用
- 3. 膝関節の回旋 ✓
- 4. 骨盤の回旋運動
- 5. 骨盤の側方移動
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.4%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 膝関節の回旋
Saunders の歩行の決定要素(重心の上下・左右の動きを小さくする6つのしくみ)は、骨盤の回旋・骨盤の傾斜・立脚期の膝屈曲・足と膝のメカニズム(2つ)・骨盤の側方移動である。膝関節の回旋はこの中に入らない。
【各選択肢の解説】
1. 骨盤傾斜
❌ 骨盤傾斜は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、立脚中期に遊脚側の骨盤が下がることで、重心の最も高い位置を低くする(決定要素の1つ)。
❌ 骨盤傾斜は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、立脚中期に遊脚側の骨盤が下がることで、重心の最も高い位置を低くする(決定要素の1つ)。
2. 二重膝作用
❌ 二重膝作用は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、1歩行周期に膝が2回屈伸し、特に立脚期の膝屈曲が重心の頂点を低くし上下動を滑らかにする(決定要素の1つ)。
❌ 二重膝作用は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、1歩行周期に膝が2回屈伸し、特に立脚期の膝屈曲が重心の頂点を低くし上下動を滑らかにする(決定要素の1つ)。
3. 膝関節の回旋
✅ 関与が小さい(=正答)。膝関節の回旋は Saunders の決定要素に含まれず、重心移動幅を小さくする主なしくみには数えられない。
✅ 関与が小さい(=正答)。膝関節の回旋は Saunders の決定要素に含まれず、重心移動幅を小さくする主なしくみには数えられない。
4. 骨盤の回旋運動
❌ 骨盤の回旋運動は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、骨盤が水平面で回ることで両脚支持期の脚の実質的な長さを保ち、重心の最も低い位置が下がりすぎないようにする(決定要素の1つ)。
❌ 骨盤の回旋運動は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、骨盤が水平面で回ることで両脚支持期の脚の実質的な長さを保ち、重心の最も低い位置が下がりすぎないようにする(決定要素の1つ)。
5. 骨盤の側方移動
❌ 骨盤の側方移動は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、大腿骨と脛骨のなす角(膝の生理的外反)で両足の間隔が狭くなり、左右への重心移動が小さくなる(決定要素の1つ)。
❌ 骨盤の側方移動は重心移動幅の減少に関与する側である。正しくは、大腿骨と脛骨のなす角(膝の生理的外反)で両足の間隔が狭くなり、左右への重心移動が小さくなる(決定要素の1つ)。
【試験対策ポイント】
Saunders の6つの決定要素(重心移動を小さくする)
1. 骨盤の回旋
2. 骨盤の傾斜
3. 立脚期の膝屈曲(二重膝作用)
4・5. 足と膝のメカニズム(足関節・足部と膝の協調)
6. 骨盤の側方移動
「回旋」は骨盤では入るが、膝では入らない=部位の入れ替えがひっかけ。
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