第50回 作業療法士国家試験 午前 第75問
病理学概論第50回午前
第50回 作業療法士国家試験 午前 第75問(病理学概論)の正答は 1 です。Parkinson病の主病変は中脳黒質(緻密部)のドパミン神経細胞の脱落で、Lewy小体が出現する。
問題
疾患と病理変化の組合せで誤っているのはどれか。
- 1. Parkinson病 ― 大脳白質の変性 ✓
- 2. 多発性硬化症 ― 中枢神経の脱髄
- 3. Huntington病 ― 線条体の変性
- 4. Alzheimer型認知症 ― 大脳皮質の変性
- 5. 筋萎縮性側索硬化症 ― 脊髄前角細胞の脱落
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.9%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — Parkinson病 ― 大脳白質の変性
Parkinson病の主病変は中脳黒質(緻密部)のドパミン神経細胞の脱落で、Lewy小体が出現する。「大脳白質の変性」は病変部位の取り違えである。
【各選択肢の解説】
1. Parkinson病 ― 大脳白質の変性
❌ 誤り(=正答)。Parkinson病は白質の病気ではない。正しくは、中脳黒質緻密部のドパミン神経細胞が変性・脱落し、線条体へのドパミンが不足する。
❌ 誤り(=正答)。Parkinson病は白質の病気ではない。正しくは、中脳黒質緻密部のドパミン神経細胞が変性・脱落し、線条体へのドパミンが不足する。
2. 多発性硬化症 ― 中枢神経の脱髄
✅ 正しい。多発性硬化症は脳・脊髄・視神経の髄鞘が自己免疫によって壊れる脱髄疾患で、病巣が時間的・空間的に多発する。
✅ 正しい。多発性硬化症は脳・脊髄・視神経の髄鞘が自己免疫によって壊れる脱髄疾患で、病巣が時間的・空間的に多発する。
3. Huntington病 ― 線条体の変性
✅ 正しい。Huntington病は線条体(特に尾状核)の神経細胞が変性し、舞踏運動・認知症・精神症状が現れる。
✅ 正しい。Huntington病は線条体(特に尾状核)の神経細胞が変性し、舞踏運動・認知症・精神症状が現れる。
4. Alzheimer型認知症 ― 大脳皮質の変性
✅ 正しい。Alzheimer型認知症は大脳皮質(側頭葉・頭頂葉)と海馬の神経細胞が変性・脱落し、老人斑と神経原線維変化がみられる。
✅ 正しい。Alzheimer型認知症は大脳皮質(側頭葉・頭頂葉)と海馬の神経細胞が変性・脱落し、老人斑と神経原線維変化がみられる。
5. 筋萎縮性側索硬化症 ― 脊髄前角細胞の脱落
✅ 正しい。筋萎縮性側索硬化症は上位運動ニューロン(錐体路)と下位運動ニューロン(脊髄前角細胞・脳神経運動核)の両方が変性・脱落する。
✅ 正しい。筋萎縮性側索硬化症は上位運動ニューロン(錐体路)と下位運動ニューロン(脊髄前角細胞・脳神経運動核)の両方が変性・脱落する。
【試験対策ポイント】
| 疾患 | 主な病変 |
|---|---|
| Parkinson病 | 中脳黒質(ドパミン神経細胞)・Lewy小体 |
| Huntington病 | 線条体(尾状核) |
| Alzheimer型認知症 | 大脳皮質・海馬(老人斑・神経原線維変化) |
| 筋萎縮性側索硬化症 | 上位・下位運動ニューロン |
| 多発性硬化症 | 中枢神経の脱髄(白質) |
白質が主病変なのは脱髄疾患(多発性硬化症)。変性疾患の部位と入れ替えない。
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