OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第94問

臨床医学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第94問(臨床医学)の正答は 3 です。大腸の静脈血は門脈を経て肝臓に集まるため、大腸癌の血行性転移は肝転移が最も多い。

問題
大腸癌について誤っているのはどれか。
  1. 1. 食生活が発症に影響する。
  2. 2. 組織型は腺癌が最も多い。
  3. 3. 転移は肺転移が最も多い。 ✓
  4. 4. 我が国では胆管癌より有病率が高い。
  5. 5. 便潜血陽性が診断上重要な所見である。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35.7%参考値

14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 転移は肺転移が最も多い。

大腸の静脈血は門脈を経て肝臓に集まるため、大腸癌の血行性転移は肝転移が最も多い。肺は肝臓に次ぐ転移先である。


【各選択肢の解説】

1. 食生活が発症に影響する。
✅ 正しい。赤身肉・加工肉の多い食事、飲酒、肥満などが大腸癌のリスクを高める。
2. 組織型は腺癌が最も多い。
✅ 正しい。大腸の粘膜は腺上皮でできているため、大腸癌の大部分は腺癌である。
3. 転移は肺転移が最も多い。
❌ 誤り(=正答)。大腸からの血液は上・下腸間膜静脈から門脈に入り、最初に肝臓を通る。正しくは、肝転移が最も多く、肺転移はそれに次ぐ。下部直腸の癌は門脈を通らず下大静脈に流れる経路もあるため、肺転移も起こりやすい。
4. 我が国では胆管癌より有病率が高い。
✅ 正しい。大腸癌は日本で罹患数の多い癌の一つであり、胆管癌よりはるかに多い。
5. 便潜血陽性が診断上重要な所見である。
✅ 正しい。大腸癌は表面から出血しやすく、便に目に見えない血液が混じる。便潜血検査は大腸がん検診に用いられ、陽性なら大腸内視鏡検査で確かめる。

【試験対策ポイント】

臓器最も多い血行性転移先理由
大腸・胃・膵肝臓静脈血が門脈を経て肝臓に入る
下部直腸肝臓・肺下大静脈へ流れる経路もある
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