第50回 作業療法士国家試験 午後 第2問
作業療法評価学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第2問(作業療法評価学)の正答は 3・5 です。段階1・0は関節運動が起こらないため、収縮を筋腹か腱の走行上で触れて判定する。
問題
Danielsらの徒手筋力テスト(段階1と0)で、検査者が触診する位置で正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、すべて検査者の右手で触診をしている。
- 1. 僧帽筋下部
- 2. 腕橈骨筋
- 3. 尺側手根屈筋 ✓
- 4. 長母指伸筋
- 5. 前脛骨筋 ✓
正答:3・5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 30%参考値
10人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3・5番 — 尺側手根屈筋・前脛骨筋
段階1・0は関節運動が起こらないため、収縮を筋腹か腱の走行上で触れて判定する。図3は手関節掌側の尺側で尺側手根屈筋の腱を、図5は足関節前面で前脛骨筋の腱を触れており、どちらも正しい触診位置である。
【各選択肢の解説】
1. 僧帽筋下部
❌ 誤り。図1は手を腰の後ろに回した座位で、肩甲骨の内側縁付近を触れている。これは菱形筋の検査で用いる形である。正しくは、僧帽筋下部は腹臥位で、肩甲棘の内側端から下位胸椎へ斜めに走る線維を触れる。
❌ 誤り。図1は手を腰の後ろに回した座位で、肩甲骨の内側縁付近を触れている。これは菱形筋の検査で用いる形である。正しくは、僧帽筋下部は腹臥位で、肩甲棘の内側端から下位胸椎へ斜めに走る線維を触れる。
2. 腕橈骨筋
❌ 誤り。図2の触診位置は腕橈骨筋の筋腹の上ではない。正しくは、前腕を中間位にし、肘のすぐ遠位の前腕前外側(橈側)で筋腹を触れる。
❌ 誤り。図2の触診位置は腕橈骨筋の筋腹の上ではない。正しくは、前腕を中間位にし、肘のすぐ遠位の前腕前外側(橈側)で筋腹を触れる。
3. 尺側手根屈筋
✅ 正しい(=正答)。尺側手根屈筋の腱は手関節掌側の尺側を走り、豆状骨に付く。図3はこの腱を豆状骨の近位で触れている。
✅ 正しい(=正答)。尺側手根屈筋の腱は手関節掌側の尺側を走り、豆状骨に付く。図3はこの腱を豆状骨の近位で触れている。
4. 長母指伸筋
❌ 誤り。図4の触診位置は長母指伸筋腱の走行上ではない。正しくは、長母指伸筋は手背側で、解剖学的嗅ぎタバコ窩の尺側縁〜母指基節の背側で腱を触れる。
❌ 誤り。図4の触診位置は長母指伸筋腱の走行上ではない。正しくは、長母指伸筋は手背側で、解剖学的嗅ぎタバコ窩の尺側縁〜母指基節の背側で腱を触れる。
5. 前脛骨筋
✅ 正しい(=正答)。前脛骨筋の腱は足関節前面の内側寄りを通り、内側楔状骨と第1中足骨底に付く。図5はこの腱を足関節前面で触れている。
✅ 正しい(=正答)。前脛骨筋の腱は足関節前面の内側寄りを通り、内側楔状骨と第1中足骨底に付く。図5はこの腱を足関節前面で触れている。
【試験対策ポイント】
段階1・0の触診位置(Daniels 徒手筋力検査法)
| 筋 | 触れる場所 |
|---|---|
| 僧帽筋下部 | 肩甲棘内側端〜下位胸椎の間の線維(腹臥位) |
| 腕橈骨筋 | 肘のすぐ遠位の前腕前外側の筋腹 |
| 尺側手根屈筋 | 豆状骨の近位の腱 |
| 長母指伸筋 | 嗅ぎタバコ窩の尺側縁〜母指基節背側の腱 |
| 前脛骨筋 | 足関節前面内側寄りの腱 |
- 「手を腰の後ろに回して肩甲骨内側縁を触れる」形は菱形筋。僧帽筋下部と取り違えやすい。
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「作業療法評価学」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)