第50回 作業療法士国家試験 午後 第4問
臨床医学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第4問(臨床医学)の正答は 4 です。CTは画像の左が患者の右(「右」「左」の表示どおり)。
問題
70歳の女性。右利き。高血圧性脳出血。急性期の頭部CT(別冊No.1)を別に示す。この患者で最も出現しにくいのはどれか。
- 1. 片麻痺
- 2. 失語症
- 3. 感覚障害
- 4. 運動維持困難 ✓
- 5. 中枢性顔面神経麻痺
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.4%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 運動維持困難
CTは画像の左が患者の右(「右」「左」の表示どおり)。高吸収域(白い出血巣)は画像の右側=患者の左の被殻を中心とした部位にある。右利きの左半球(優位半球)の病変であり、右半球(非優位半球)損傷で出やすい運動維持困難が最も出にくい。
【各選択肢の解説】
1. 片麻痺
❌ 誤り。被殻出血は内側の内包後脚に及びやすく、皮質脊髄路が障害されて対側(右)の片麻痺が出る。正しくは片麻痺はこの患者で出現しうる。
❌ 誤り。被殻出血は内側の内包後脚に及びやすく、皮質脊髄路が障害されて対側(右)の片麻痺が出る。正しくは片麻痺はこの患者で出現しうる。
2. 失語症
❌ 誤り。右利きでは言語の優位半球が左であることが多く、左被殻出血では失語症がよくみられる。正しくは失語症はこの患者で出現しうる。
❌ 誤り。右利きでは言語の優位半球が左であることが多く、左被殻出血では失語症がよくみられる。正しくは失語症はこの患者で出現しうる。
3. 感覚障害
❌ 誤り。内包後脚を通る視床から皮質への感覚路が障害されると、対側(右)の感覚障害が出る。正しくは感覚障害はこの患者で出現しうる。
❌ 誤り。内包後脚を通る視床から皮質への感覚路が障害されると、対側(右)の感覚障害が出る。正しくは感覚障害はこの患者で出現しうる。
4. 運動維持困難
✅ 正しい。運動維持困難(閉眼・挺舌などの姿勢を保てない症状)は右半球損傷で多く、左半球の本症例で出やすいのは失語症・右片麻痺などである(=正答)。
✅ 正しい。運動維持困難(閉眼・挺舌などの姿勢を保てない症状)は右半球損傷で多く、左半球の本症例で出やすいのは失語症・右片麻痺などである(=正答)。
5. 中枢性顔面神経麻痺
❌ 誤り。内包を通る皮質延髄路の障害で、対側(右)の下部顔面の麻痺(額のしわ寄せは保たれる)が出る。正しくは中枢性顔面神経麻痺はこの患者で出現しうる。
❌ 誤り。内包を通る皮質延髄路の障害で、対側(右)の下部顔面の麻痺(額のしわ寄せは保たれる)が出る。正しくは中枢性顔面神経麻痺はこの患者で出現しうる。
【試験対策ポイント】
| 損傷側(右利き) | 出やすい症状 |
|---|---|
| 左半球 | 失語症・失行・右片麻痺 |
| 右半球 | 左半側空間無視・運動維持困難・病態失認・左片麻痺 |
- CTは「画像の左=患者の右」。まず表示を見て左右を決めてから症状を考える。
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