第50回 作業療法士国家試験 午後 第7問
生理学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第7問(生理学)の正答は 3 です。肺活量(VC)=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量
問題
74歳の女性。慢性閉塞性肺疾患。スパイログラムで1秒率は60%であった。胸部エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。この患者の1回換気量は500mL、予備吸気量は1,700mL、予備呼気量は800mLであった。1秒量はどれか。
- 1. 900mL
- 2. 1,500mL
- 3. 1,800mL ✓
- 4. 2,100mL
- 5. 2,400mL
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — 1,800mL
肺活量(VC)=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量
VC=1,700+500+800=3,000mL
1秒量(FEV1)=VC×1秒率
FEV1=3,000×0.60=1,800mL
【各選択肢の解説】
1. 900mL
❌ 誤り。計算上誤り。VC×0.3程度に相当する値。
❌ 誤り。計算上誤り。VC×0.3程度に相当する値。
2. 1,500mL
❌ 誤り。VC×0.5に相当。1秒率を50%と誤って計算した場合の値。
❌ 誤り。VC×0.5に相当。1秒率を50%と誤って計算した場合の値。
3. 1,800mL
✅ 正しい。VC=3,000mL、1秒率60%より、FEV1=3,000×0.60=1,800mL。
✅ 正しい。VC=3,000mL、1秒率60%より、FEV1=3,000×0.60=1,800mL。
4. 2,100mL
❌ 誤り。VC×0.7に相当。正常値の目安(70%)を用いた誤計算。
❌ 誤り。VC×0.7に相当。正常値の目安(70%)を用いた誤計算。
5. 2,400mL
❌ 誤り。VC×0.8に相当。
❌ 誤り。VC×0.8に相当。
【試験対策ポイント】
1秒量(FEV1)の計算手順:①VC=IRV+TV+ERV で肺活量を求める→②FEV1=VC×(1秒率/100)。スパイログラムの問題では、まず各肺気量分画の定義を正確に覚えることが前提。1回換気量・予備吸気量・予備呼気量は肺活量の構成要素であり、残気量はVCに含まれないことも注意。
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