OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第27問

作業療法評価学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第27問(作業療法評価学)の正答は 5 です。手の腱損傷後の運動機能評価には、指の関節可動域を総合的に評価するTAMが適切である。

問題
手の腱損傷後の運動機能評価で適切なのはどれか。
  1. 1. DAS28(disease activity score 28)
  2. 2. Lansburyの活動性指数
  3. 3. MFT(manual function test)
  4. 4. MODAPTS(modular arrangement of predetermined time standards)
  5. 5. TAM(total active motion)

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — TAM(total active motion)

手の腱損傷後の運動機能評価には、指の関節可動域を総合的に評価するTAMが適切である。


【各選択肢の解説】

1. DAS28
❌ 誤り。関節リウマチの疾患活動性評価スケールであり、腱損傷の評価ではない。
2. Lansburyの活動性指数
❌ 誤り。関節リウマチの全身的活動性評価であり、腱損傷には不適切。
3. MFT(manual function test)
❌ 誤り。MFTは上肢全体の機能評価(主に脳卒中・神経疾患)であり、手指腱損傷の精緻な評価には向かない。
4. MODAPTS
❌ 誤り。作業時間測定の手法であり、運動機能評価ではない。
5. TAM(total active motion)
✅ 正しい。MP・PIP・DIP関節の自動屈曲合計から自動伸展不足合計を引いた値で指の総合的な自動可動域を評価する。腱損傷後の回復指標として標準的に使用される。

【試験対策ポイント】

TAMの計算式:TAM=(MP+PIP+DIP屈曲角度の合計)-(MP+PIP+DIP伸展不足の合計)。正常値は約260°。腱損傷後のOTでは必須の評価であり、TPM(total passive motion)と合わせて評価することも多い。DAS28・Lansburyはリウマチ専用と区別すること。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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