OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第28問

臨床医学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第28問(臨床医学)の正答は 5 です。発症後3時間以内の超急性期脳梗塞では、細胞毒性浮腫により水分子の拡散が制限されるため、拡散強調像(DWI)で早期に高信号として検出できる。

問題
発症後3時間での脳梗塞の検出に有用なMRI撮像法はどれか。
  1. 1. FLAIR像
  2. 2. T1強調像
  3. 3. T2強調像
  4. 4. T2*(スター)強調像
  5. 5. 拡散強調像

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 拡散強調像

発症後3時間以内の超急性期脳梗塞では、細胞毒性浮腫により水分子の拡散が制限されるため、拡散強調像(DWI)で早期に高信号として検出できる。


【各選択肢の解説】

1. FLAIR像
❌ 誤り。FLAIRは発症後6時間以降に有用であり、超急性期3時間以内の検出感度は低い。
2. T1強調像
❌ 誤り。T1では急性期梗塞は低信号を呈するが、発症後3時間では変化が乏しく検出困難。
3. T2強調像
❌ 誤り。T2での高信号出現は発症後6〜8時間以降であり、3時間以内の検出には不向き。
4. T2*強調像
❌ 誤り。T2*は出血(ヘモジデリン)の検出に優れるが、急性期梗塞の早期検出には不向き。
5. 拡散強調像(DWI)
✅ 正しい。発症後30分〜数時間以内から高信号を呈し、超急性期梗塞の検出に最も鋭敏。ADC(見かけの拡散係数)マップと組み合わせて診断する。

【試験対策ポイント】

MRI各撮像法の特徴:DWI=超急性期梗塞(30分〜)、FLAIR=慢性期・白質病変、T2*=出血・微小出血。「3時間以内=DWI」は国試頻出。rt-PA(血栓溶解療法)の適応判断にもDWIが使用される。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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