第50回 作業療法士国家試験 午後 第39問
作業療法評価学第50回午後
評価基準の一部を図に示す。評価法はどれか。
1. SMSF(inventory scale for mood and sense of fatigue)
2. 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
3. BACS-J(統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版)
4. Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
5. LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
- 1. SMSF(inventory scale for mood and sense of fatigue)
- 2. 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
- 3. BACS-J(統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版)
- 4. Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
- 5. LASMI(精神障害者社会生活評価尺度) ✓
正答:5番
解説
# 第50回 第B039問 解説
■ 正答:5番 — LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
図には「E(Endurance & Stability)/持続性・安定性」と「R(self-Recognition)/自己認識」という下位領域が示されており、それぞれ「現在の社会適応度」「持続性・安定性の傾向」「障害の理解」「過大(小)な自己認識」「現実離れ」などの項目が含まれている。これはLASMIの評価構造に一致する。
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【各選択肢の解説】
1. SMSF
❌ 誤り。SMSFは気分・疲労感の評価尺度であり、社会生活機能を多面的に評価するものではない。
2. 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
❌ 誤り。こちらはケアマネジメントのためのアセスメントツールであり、図の項目構成とは異なる。
3. BACS-J
❌ 誤り。BACS-Jは統合失調症の**認知機能**を評価するもので、言語記憶・ワーキングメモリ・運動機能等を測定する。持続性や自己認識は含まない。
4. Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
❌ 誤り。Rehabは病棟内での行動を評価するツールで、下位尺度は「全般的行動」と「逸脱行動」であり、図とは一致しない。
5. LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
✅ 正しい。LASMIはD(日常生活)・I(対人関係)・W(労働または課題の遂行)・E(持続性・安定性)・R(自己認識)の5領域で構成される。図に示された「E」と「R」の項目はLASMIの下位尺度に完全に一致する。
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【試験対策ポイント】
**LASMIの5領域**:D(Daily living:日常生活)、I(Interpersonal relations:対人関係)、W(Work:労働・課題遂行)、**E(Endurance & Stability:持続性・安定性)**、**R(self-Recognition:自己認識)**。図問題ではアルファベット略号と内容の対応を押さえることが解答の鍵。Rehabとの区別(Rehabは病棟行動評価、LASMIは社会生活評価)も重要。