第50回 作業療法士国家試験 午後 第48問
作業療法治療学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第48問(作業療法治療学)の正答は 3 です。Asperger症候群(ASD)は、こだわり・ルーティンへの固執・独自のやり方への強い執着が特徴である。
問題
Asperger症候群患者の作業療法にみられる特徴はどれか。
- 1. コミュニケーションが得意である。
- 2. 流動的状況を好む。
- 3. 独自の手順がある。 ✓
- 4. 曖昧条件を好む。
- 5. 臨機応変である。
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — 独自の手順がある。
Asperger症候群(ASD)は、こだわり・ルーティンへの固執・独自のやり方への強い執着が特徴である。作業においても自分なりの手順・方法に強くこだわることが見られる。
【各選択肢の解説】
1. コミュニケーションが得意である。
❌ 誤り。ASDは社会的コミュニケーションの困難が中核症状の一つ。言語発達は比較的良好でも、文脈や暗黙のルールの理解が難しい。
❌ 誤り。ASDは社会的コミュニケーションの困難が中核症状の一つ。言語発達は比較的良好でも、文脈や暗黙のルールの理解が難しい。
2. 流動的状況を好む。
❌ 誤り。ASDは変化・予測不能な状況が苦手であり、ルーティンや構造化された環境を好む。
❌ 誤り。ASDは変化・予測不能な状況が苦手であり、ルーティンや構造化された環境を好む。
3. 独自の手順がある。
✅ 正しい。こだわり行動・同一性の保持がASDの特徴。作業においても独自の順序・方法へのこだわりが強く現れる。
✅ 正しい。こだわり行動・同一性の保持がASDの特徴。作業においても独自の順序・方法へのこだわりが強く現れる。
4. 曖昧条件を好む。
❌ 誤り。ASDは曖昧な指示・状況に強い不安を示す。明確で具体的な指示を好む。
❌ 誤り。ASDは曖昧な指示・状況に強い不安を示す。明確で具体的な指示を好む。
5. 臨機応変である。
❌ 誤り。臨機応変な対応(柔軟な問題解決)はASDが最も苦手とする領域の一つ。
❌ 誤り。臨機応変な対応(柔軟な問題解決)はASDが最も苦手とする領域の一つ。
【試験対策ポイント】
ASD(Asperger症候群)の作業療法上の特徴:①独自のこだわり・手順への固執、②変化・曖昧さへの不安、③明確なルール・構造化を好む、④社会的コミュニケーションの困難、⑤特定分野への強い関心。「こだわり・独自の手順=ASD」を確実に押さえる。
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