OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第57問

解剖学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第57問(解剖学)の正答は 1・4 です。深腓骨神経は下腿の前区画(前脛骨筋・長母趾伸筋・長趾伸筋・第三腓骨筋)と足背の短趾伸筋・短母趾伸筋を支配する。

問題
深腓骨神経が支配する筋はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 長指伸筋 ✓
  2. 2. 後脛骨筋
  3. 3. 短腓骨筋
  4. 4. 第三腓骨筋 ✓
  5. 5. 腓腹筋

正答:1・4番

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・4番 — 長指伸筋・第三腓骨筋

深腓骨神経は下腿の前区画(前脛骨筋・長母趾伸筋・長趾伸筋・第三腓骨筋)と足背の短趾伸筋・短母趾伸筋を支配する。同じ「腓骨筋」でも、外側区画の長・短腓骨筋は浅腓骨神経、前区画の第三腓骨筋は深腓骨神経と分かれる点がひっかけである。国試では「趾」を「指」と書くことがある(長指伸筋=長趾伸筋)。


【各選択肢の解説】

1. 長指伸筋
✅ 正しい。長趾伸筋は下腿の前区画にあり、深腓骨神経(L4〜S1)の支配を受ける。第2〜5趾の伸展と足関節の背屈に働く。
2. 後脛骨筋
❌ 誤り。後脛骨筋は下腿の後区画(深層)の筋である。正しくは、脛骨神経の支配で、足関節の底屈と内がえしに働く。
3. 短腓骨筋
❌ 誤り。短腓骨筋は下腿の外側区画の筋である。正しくは、長腓骨筋とともに浅腓骨神経の支配で、足の外がえしに働く。
4. 第三腓骨筋
✅ 正しい。第三腓骨筋は長趾伸筋の下部から分かれた筋で前区画に属し、深腓骨神経の支配を受ける。足関節の背屈と外がえしに働く。
5. 腓腹筋
❌ 誤り。腓腹筋は下腿の後区画(浅層)の筋である。正しくは、脛骨神経の支配で、足関節の底屈と膝関節の屈曲に働く。

【試験対策ポイント】

区画筋支配神経
前区画前脛骨筋・長母趾伸筋・長趾伸筋・第三腓骨筋深腓骨神経
外側区画長腓骨筋・短腓骨筋浅腓骨神経
後区画腓腹筋・ヒラメ筋・後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋脛骨神経

深腓骨神経麻痺では足関節の背屈ができず下垂足になる。

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