OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第58問

解剖学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第58問(解剖学)の正答は 1 です。咽頭後壁の粘膜の感覚は咽頭神経叢を介して伝えられ、その触覚は主に舌咽神経が担う。

問題
上咽頭後壁の触覚をつかさどる神経はどれか。
  1. 1. 舌咽神経 ✓
  2. 2. 顔面神経
  3. 3. 迷走神経
  4. 4. 三叉神経
  5. 5. 第2頸神経

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.2%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 舌咽神経

咽頭後壁の粘膜の感覚は咽頭神経叢を介して伝えられ、その触覚は主に舌咽神経が担う。咽頭後壁の刺激で起こる咽頭反射(絞扼反射)の求心路が舌咽神経、遠心路が迷走神経である。


【各選択肢の解説】

1. 舌咽神経
✅ 正しい。舌咽神経は咽頭枝を出して咽頭神経叢に加わり、咽頭粘膜の感覚を伝える。舌後1/3の味覚と一般感覚も担う。
2. 顔面神経
❌ 誤り。顔面神経は咽頭の感覚を担わない。正しくは、顔面神経が担うのは表情筋の運動・舌前2/3の味覚(鼓索神経)・涙腺と顎下腺・舌下腺の分泌である。
3. 迷走神経
❌ 誤り。迷走神経の感覚は咽頭の下部と喉頭が中心である。正しくは、下咽頭と喉頭の感覚を担い(上喉頭神経内枝など)、咽頭の筋の大部分の運動を支配する。
4. 三叉神経
❌ 誤り。三叉神経が担うのは顔面の皮膚・口腔・鼻腔の感覚が中心である。正しくは、咽頭後壁の触覚は咽頭神経叢を介して主に舌咽神経が担う。三叉神経(上顎神経の咽頭枝)の咽頭への分布は、鼻咽頭の上部の一部にとどまる。
5. 第2頸神経
❌ 誤り。第2頸神経は咽頭の粘膜には分布しない。正しくは、第2頸神経は後頭部から頸部の皮膚の感覚(大後頭神経など)を担う。

【試験対策ポイント】

部位感覚を担う神経
舌前2/3一般感覚=三叉神経(舌神経)、味覚=顔面神経(鼓索神経)
舌後1/3・咽頭後壁(咽頭神経叢を介する触覚)舌咽神経
下咽頭・喉頭迷走神経

咽頭反射:求心路=舌咽神経、遠心路=迷走神経。

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