第50回 作業療法士国家試験 午後 第67問
生理学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第67問(生理学)の正答は 4 です。食物が胃に入ると、それが刺激となって結腸に強い蠕動(大蠕動)が起こり、便が直腸へ送られる。
問題
排便機構で正しいのはどれか。
- 1. 排便中枢は第10〜12胸髄に存在する。
- 2. 排便反射では外肛門括約筋が収縮する。
- 3. 下行結腸に便が貯留すると便意を生じる。
- 4. 胃結腸反射により結腸の蠕動運動が亢進する。 ✓
- 5. 副交感神経系は消化管運動に抑制的に作用する。
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 胃結腸反射により結腸の蠕動運動が亢進する。
食物が胃に入ると、それが刺激となって結腸に強い蠕動(大蠕動)が起こり、便が直腸へ送られる。これが胃結腸反射で、朝食後に便意が起こりやすい理由である。
【各選択肢の解説】
1. 排便中枢は第10〜12胸髄に存在する。
❌ 誤り。正しくは、排便中枢は仙髄(S2〜S4)にある。第10〜12胸髄付近(下部胸髄〜上部腰髄)は交感神経の起始部にあたる。
❌ 誤り。正しくは、排便中枢は仙髄(S2〜S4)にある。第10〜12胸髄付近(下部胸髄〜上部腰髄)は交感神経の起始部にあたる。
2. 排便反射では外肛門括約筋が収縮する。
❌ 誤り。正しくは、排便時は内肛門括約筋が反射的に弛緩し、陰部神経支配の随意筋である外肛門括約筋も弛緩して便が排出される。外肛門括約筋を意識的に収縮させると排便を我慢できる。
❌ 誤り。正しくは、排便時は内肛門括約筋が反射的に弛緩し、陰部神経支配の随意筋である外肛門括約筋も弛緩して便が排出される。外肛門括約筋を意識的に収縮させると排便を我慢できる。
3. 下行結腸に便が貯留すると便意を生じる。
❌ 誤り。正しくは、便意は便が直腸に入り直腸壁が伸展されることで生じる。
❌ 誤り。正しくは、便意は便が直腸に入り直腸壁が伸展されることで生じる。
4. 胃結腸反射により結腸の蠕動運動が亢進する。
✅ 正しい。胃の伸展が引き金となって結腸に大蠕動が起こる。結腸の内容物が直腸に送られ、直腸の伸展から排便反射へとつながる。
✅ 正しい。胃の伸展が引き金となって結腸に大蠕動が起こる。結腸の内容物が直腸に送られ、直腸の伸展から排便反射へとつながる。
5. 副交感神経系は消化管運動に抑制的に作用する。
❌ 誤り。正しくは、副交感神経は消化管運動を促進し、交感神経が抑制する。
❌ 誤り。正しくは、副交感神経は消化管運動を促進し、交感神経が抑制する。
【試験対策ポイント】
排便の流れ:食物が胃へ→胃結腸反射で結腸の大蠕動→便が直腸へ→直腸壁の伸展で便意→仙髄(S2〜S4)の排便中枢→内肛門括約筋弛緩+外肛門括約筋を随意的に弛緩→排便。
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