第50回 作業療法士国家試験 午後 第73問
運動学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 4 です。総腓骨神経麻痺では足関節背屈筋が働かず下垂足となり、つま先を引っかけないよう膝を高く上げる鶏歩になる。
問題
疾患または症候と異常歩行の組合せで誤っているのはどれか。
- 1. 運動失調 ─── 酩酊歩行
- 2. Parkinson病 ─── すくみ足歩行
- 3. 脳卒中片麻痺 ─── 尖足歩行
- 4. 総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行 ✓
- 5. 両下肢痙性麻痺 ─── はさみ脚歩行
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.5%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行
総腓骨神経麻痺では足関節背屈筋が働かず下垂足となり、つま先を引っかけないよう膝を高く上げる鶏歩になる。分回し歩行は脳卒中片麻痺の歩行で、2つの歩行の入れ替えがひっかけ。
【各選択肢の解説】
1. 運動失調 ─── 酩酊歩行
✅ 正しい。小脳性運動失調では歩隔が広く、ふらついてよろめく酒に酔ったような歩行になる。
✅ 正しい。小脳性運動失調では歩隔が広く、ふらついてよろめく酒に酔ったような歩行になる。
2. Parkinson病 ─── すくみ足歩行
✅ 正しい。歩き始めや方向転換、狭い場所で足が床に貼りついたように出なくなる。小刻み歩行・突進現象も特徴。
✅ 正しい。歩き始めや方向転換、狭い場所で足が床に貼りついたように出なくなる。小刻み歩行・突進現象も特徴。
3. 脳卒中片麻痺 ─── 尖足歩行
✅ 正しい。下腿三頭筋の痙縮などで麻痺側の足関節が底屈位(尖足)となり、つま先から接地する。
✅ 正しい。下腿三頭筋の痙縮などで麻痺側の足関節が底屈位(尖足)となり、つま先から接地する。
4. 総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行(=正答)
❌ 誤り。正しくは、総腓骨神経麻痺は鶏歩(下垂足歩行)。分回し歩行は、麻痺側下肢の振り出しで膝が曲がらず足先が床に当たるため外側へ弧を描いて振り出す片麻痺の歩行。
❌ 誤り。正しくは、総腓骨神経麻痺は鶏歩(下垂足歩行)。分回し歩行は、麻痺側下肢の振り出しで膝が曲がらず足先が床に当たるため外側へ弧を描いて振り出す片麻痺の歩行。
5. 両下肢痙性麻痺 ─── はさみ脚歩行
✅ 正しい。股関節内転筋の痙縮で両膝が内側へ寄り、下肢が交差するはさみ脚歩行となる(脳性麻痺の痙直型両麻痺など)。
✅ 正しい。股関節内転筋の痙縮で両膝が内側へ寄り、下肢が交差するはさみ脚歩行となる(脳性麻痺の痙直型両麻痺など)。
【試験対策ポイント】
| 疾患・症候 | 異常歩行 |
|---|---|
| 小脳性運動失調 | 酩酊歩行 |
| Parkinson病 | すくみ足・小刻み・突進 |
| 脳卒中片麻痺 | 分回し歩行・尖足歩行 |
| 総腓骨神経麻痺 | 鶏歩 |
| 両下肢痙性麻痺 | はさみ脚歩行 |
| 中殿筋の筋力低下 | Trendelenburg歩行 |
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