OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第76問

生理学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第76問(生理学)の正答は 5 です。上体を起こすほど重力で血液が下半身にたまり、心臓へ戻る血液(静脈還流)が減る。

問題
心拍出量が最も小さいのはどれか。
  1. 1. 背臥位
  2. 2. 腹臥位
  3. 3. 右側臥位
  4. 4. 左側臥位
  5. 5. リクライニング位 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 46.7%難問

30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — リクライニング位

上体を起こすほど重力で血液が下半身にたまり、心臓へ戻る血液(静脈還流)が減る。前負荷が減ると一回拍出量が減る(Frank-Starlingの法則)ため、5つの中で上体が起きているリクライニング位の心拍出量が最も小さい。


【各選択肢の解説】

1. 背臥位
❌ 誤り。正しくは、背臥位は心臓と下肢がほぼ同じ高さの水平位で、静脈還流が保たれ、心拍出量はリクライニング位より大きい。
2. 腹臥位
❌ 誤り。正しくは、腹臥位も水平位で静脈還流が保たれ、心拍出量はリクライニング位より大きい。
3. 右側臥位
❌ 誤り。正しくは、側臥位も水平位で下半身への血液の貯留が少なく、心拍出量はリクライニング位より大きい。
4. 左側臥位
❌ 誤り。正しくは、右側臥位と同じく水平位で、心拍出量はリクライニング位より大きい。
5. リクライニング位
✅ 正しい。上体が傾斜して起きているため、下肢・腹部の静脈に血液が貯留し静脈還流が減る。その結果、一回拍出量と心拍出量が減る。

【試験対策ポイント】

見分ける軸は「上体が起きているか(水平位か)」。

  • 水平位(背臥位・腹臥位・側臥位):静脈還流が保たれる
  • 上体を起こした体位(リクライニング位・座位・立位):下半身に血液がたまり静脈還流↓→一回拍出量↓→心拍出量↓
同じしくみで、急に起き上がると起立性低血圧が起こる。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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