OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第83問

保健医療福祉第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第83問(保健医療福祉)の正答は 5 です。介護保険の特定疾病は、40〜64歳の第2号被保険者が要介護認定を受けられる原因疾患として定められた16疾病である(介護保険法施行令)。

問題
介護保険法の特定疾病に含まれるのはどれか。
  1. 1. 筋ジストロフィー
  2. 2. 多発性硬化症
  3. 3. 多発性筋炎
  4. 4. ポリオ後症候群
  5. 5. Parkinson病 ✓

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — Parkinson病

介護保険の特定疾病は、40〜64歳の第2号被保険者が要介護認定を受けられる原因疾患として定められた16疾病である(介護保険法施行令)。Parkinson病は「進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病」として含まれる。


【各選択肢の解説】

1. 筋ジストロフィー
❌ 誤り。加齢と関係の深い疾患として選ばれた16疾病に入っていない。正しくは特定疾病ではなく、40〜64歳では介護保険の対象とならない(障害者総合支援法などの制度で支援する)。
2. 多発性硬化症
❌ 誤り。16疾病に含まれていない。正しくは難病法の指定難病であり、介護保険の特定疾病ではない。
3. 多発性筋炎
❌ 誤り。16疾病に含まれていない。正しくは皮膚筋炎とともに難病法の指定難病で、介護保険の特定疾病ではない。
4. ポリオ後症候群
❌ 誤り。16疾病に含まれていない。正しくは特定疾病ではない。
5. Parkinson病
✅ 正しい。特定疾病は加齢に伴って生じる心身の変化に起因する疾病から選ばれており、Parkinson病は進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症とまとめて1つの特定疾病(パーキンソン病関連疾患)となっている。

【試験対策ポイント】

特定疾病16(介護保険法施行令第2条):がん(末期)/関節リウマチ/筋萎縮性側索硬化症/後縦靱帯骨化症/骨折を伴う骨粗鬆症/初老期における認知症/進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病/脊髄小脳変性症/脊柱管狭窄症/早老症/多系統萎縮症/糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症/脳血管疾患/閉塞性動脈硬化症/慢性閉塞性肺疾患/両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

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