第51回 作業療法士国家試験 午前 第12問
人間発達学第51回午前
第51回 作業療法士国家試験 午前 第12問(人間発達学)の正答は 2 です。3歳(2〜4歳の区分)で「床上に座れるが両手を使うとバランスが不安定」「四つ這い・伝い歩きで移動」は、GMFCS-E&RのレベルⅡの記述にあたる。
問題
3歳の男児。脳性麻痺。床上に座れるが両手を使えるほどの安定性はない。四つ這いや伝い歩きで移動できる。この患児が15歳時にGMFCS-Expanded and Revised〈E&R〉で同じレベルであった場合に予想される屋内移動の状態として最も適切なのはどれか。
- 1. 手すりなしで階段昇降する。
- 2. 短い距離を独歩する。 ✓
- 3. 自走式車椅子を使う。
- 4. 電動車椅子を使う。
- 5. 寝返りで移動できない。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 19%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 短い距離を独歩する。
3歳(2〜4歳の区分)で「床上に座れるが両手を使うとバランスが不安定」「四つ這い・伝い歩きで移動」は、GMFCS-E&RのレベルⅡの記述にあたる。レベルⅡの12〜18歳は、屋内では歩行で移動する。
【各選択肢の解説】
1. 手すりなしで階段昇降する。
❌ 誤り。手すりなしの階段昇降はレベルⅠの像である。正しくは、レベルⅡでは階段は手すりを使って昇降する。
❌ 誤り。手すりなしの階段昇降はレベルⅠの像である。正しくは、レベルⅡでは階段は手すりを使って昇降する。
2. 短い距離を独歩する。
✅ 正しい。レベルⅡは多くの場面で歩けるが、長い距離や屋外・不整地では制限がある段階である。屋内の短い距離を独歩するのはこの像に合う。
✅ 正しい。レベルⅡは多くの場面で歩けるが、長い距離や屋外・不整地では制限がある段階である。屋内の短い距離を独歩するのはこの像に合う。
3. 自走式車椅子を使う。
❌ 誤り。レベルⅡの屋内移動は歩行である。正しくは、屋内でも車輪付きの移動手段が主になるのは、手に持つ歩行補助具でも歩けないより重いレベルである。
❌ 誤り。レベルⅡの屋内移動は歩行である。正しくは、屋内でも車輪付きの移動手段が主になるのは、手に持つ歩行補助具でも歩けないより重いレベルである。
4. 電動車椅子を使う。
❌ 誤り。電動車椅子が主な移動手段になるのはレベルⅣ〜Ⅴの像である。正しくは、レベルⅡでは屋内は歩いて移動する。
❌ 誤り。電動車椅子が主な移動手段になるのはレベルⅣ〜Ⅴの像である。正しくは、レベルⅡでは屋内は歩いて移動する。
5. 寝返りで移動できない。
❌ 誤り。自力での移動手段がほとんどないのはレベルⅤの像である。正しくは、レベルⅡは3歳の時点ですでに四つ這い・伝い歩きで移動できている。
❌ 誤り。自力での移動手段がほとんどないのはレベルⅤの像である。正しくは、レベルⅡは3歳の時点ですでに四つ這い・伝い歩きで移動できている。
【試験対策ポイント】
GMFCS-E&R(CanChild)の12〜18歳の移動の像:
| レベル | 移動 |
|---|---|
| Ⅰ | 屋内外で歩行、手すりなしで階段 |
| Ⅱ | 多くの場面で歩行、階段は手すり、長距離では車輪付きの移動手段を使うことがある |
| Ⅲ | 屋内は手に持つ歩行補助具で歩行 |
| Ⅳ | 多くの場面で介助または電動の車輪付き移動手段 |
| Ⅴ | 手動車椅子で介助者が移送 |
- 2〜4歳の「床上座位で両手を使うと不安定」=Ⅱ、「割り座で座り、座るのに介助が要ることがある」=Ⅲ
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