OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第21問

作業療法評価学第51回午前
JCS〈Japan coma scale〉でⅠ-3はどれか。\n1. 痛み刺激で開眼する。\n2. 呼びかけで容易に開眼する。\n3. 開眼しており見当識障害がある。\n4. 体を揺さぶることにより開眼する。\n5. 開眼しており生年月日が言えない。
  1. 1. 痛み刺激で開眼する。
  2. 2. 呼びかけで容易に開眼する。
  3. 3. 開眼しており見当識障害がある。
  4. 4. 体を揺さぶることにより開眼する。
  5. 5. 開眼しており生年月日が言えない。 ✓

正答:5番

解説
■ 正答:5番 — 開眼しており生年月日が言えない。 JCS Ⅰ-3は意識清明に近い状態ですが、見当識障害(特に時間や人物認識の軽度障害)が存在する状態を示します。生年月日が言えないことは見当識障害の典型的な評価指標です。 --- 【各選択肢の解説】 1. 痛み刺激で開眼する。 ❌ 誤り。これはJCS Ⅱ-20(痛み刺激に対する反応)であり、より意識レベルが低い状態です。 2. 呼びかけで容易に開眼する。 ❌ 誤り。これはJCS Ⅰ-2(大きな呼びかけで開眼)に該当し、Ⅰ-3よりも意識レベルが低い状態です。 3. 開眼しており見当識障害がある。 ❌ 誤り。表現は正しいですが、具体的な「見当識障害の内容(生年月日が言えない)」までは示していません。 4. 体を揺さぶることにより開眼する。 ❌ 誤り。これはJCS Ⅱ-10(大声呼びかけや痛み刺激で開眼)に近い反応で、意識レベルがより低い状態です。 5. 開眼しており生年月日が言えない。 ✅ 正しい。開眼した状態で、見当識障害の具体例(生年月日などの基本情報が言えない)を示すため、これがJCS Ⅰ-3の定義です。 --- 【試験対策ポイント】 - JCS Ⅰ-3:開眼状態+軽度見当識障害(生年月日・氏名など) - JCS Ⅰ-2:呼びかけで開眼するが、見当識障害がより明らかな状態 - 見当識障害の評価は「時間」「場所」「人物」の順に障害が明らかになる
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