第51回 作業療法士国家試験 午前 第32問
作業療法治療学第51回午前
第51回 作業療法士国家試験 午前 第32問(作業療法治療学)の正答は 5 です。プリズム適応療法は、視野を右へずらすプリズム眼鏡をかけて目標へのリーチを反復し、眼鏡を外した後に残る左方向へのずれ(後効果)を利用して左半側空間無視を改善する方法である。
問題
高次脳機能障害と治療法の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 記憶障害 ――――――― 自律訓練法
- 2. 失行症 ――――――― 回想法
- 3. 純粋失読 ――――――― 認知行動療法
- 4. 遂行機能障害 ――――― 間隔伸長法
- 5. 半側空間無視 ――――― プリズム適応療法 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 91.7%参考値
12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 半側空間無視 ――――― プリズム適応療法
プリズム適応療法は、視野を右へずらすプリズム眼鏡をかけて目標へのリーチを反復し、眼鏡を外した後に残る左方向へのずれ(後効果)を利用して左半側空間無視を改善する方法である。他の選択肢は、治療法の対象が別の障害である。
【各選択肢の解説】
1. 記憶障害 ――――――― 自律訓練法
❌ 誤り。自律訓練法は記憶障害の治療法ではない。正しくは、自律訓練法は自己暗示による心身のリラクセーション法で、心身症・不安などに用いる。記憶障害には誤りなし学習・間隔伸長法・外的補助手段(メモ・手帳・アラーム)を用いる。
❌ 誤り。自律訓練法は記憶障害の治療法ではない。正しくは、自律訓練法は自己暗示による心身のリラクセーション法で、心身症・不安などに用いる。記憶障害には誤りなし学習・間隔伸長法・外的補助手段(メモ・手帳・アラーム)を用いる。
2. 失行症 ――――――― 回想法
❌ 誤り。回想法は失行症の治療法ではない。正しくは、回想法は過去の体験を語り合う心理療法で、高齢者・認知症の人に用いる。失行症には、実際の道具・場面で手がかりを与えながら動作を反復する練習を行う。
❌ 誤り。回想法は失行症の治療法ではない。正しくは、回想法は過去の体験を語り合う心理療法で、高齢者・認知症の人に用いる。失行症には、実際の道具・場面で手がかりを与えながら動作を反復する練習を行う。
3. 純粋失読 ――――――― 認知行動療法
❌ 誤り。認知行動療法は純粋失読の治療法ではない。正しくは、認知行動療法は考え方と行動のくせに働きかける心理療法で、うつ病・不安症などに用いる。純粋失読では、文字を指でなぞると読めることを利用したなぞり読みが用いられる。
❌ 誤り。認知行動療法は純粋失読の治療法ではない。正しくは、認知行動療法は考え方と行動のくせに働きかける心理療法で、うつ病・不安症などに用いる。純粋失読では、文字を指でなぞると読めることを利用したなぞり読みが用いられる。
4. 遂行機能障害 ――――― 間隔伸長法
❌ 誤り。間隔伸長法は遂行機能障害の治療法ではない。正しくは、間隔伸長法は思い出す間隔を少しずつ延ばして情報を定着させる記憶障害の訓練法で、遂行機能障害には目標管理訓練(GMT)・問題解決訓練などを用いる。
❌ 誤り。間隔伸長法は遂行機能障害の治療法ではない。正しくは、間隔伸長法は思い出す間隔を少しずつ延ばして情報を定着させる記憶障害の訓練法で、遂行機能障害には目標管理訓練(GMT)・問題解決訓練などを用いる。
5. 半側空間無視 ――――― プリズム適応療法
✅ 正しい(=正答)。プリズムで右にずれた視野でリーチを繰り返すと、脳が動作を左へ修正するよう適応し、眼鏡を外した後も注意・動作が左へ向きやすくなる。
✅ 正しい(=正答)。プリズムで右にずれた視野でリーチを繰り返すと、脳が動作を左へ修正するよう適応し、眼鏡を外した後も注意・動作が左へ向きやすくなる。
【試験対策ポイント】
| 治療法 | 本来の対象 |
|---|---|
| プリズム適応療法 | 半側空間無視 |
| 間隔伸長法 | 記憶障害 |
| 目標管理訓練(GMT) | 遂行機能障害 |
| なぞり読み | 純粋失読 |
| 回想法 | 高齢者・認知症 |
| 自律訓練法 | 心身症・不安(リラクセーション) |
| 認知行動療法 | うつ病・不安症 |
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