OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第35問

作業療法治療学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第35問(作業療法治療学)の正答は 2 です。関節リウマチでは手指・手関節の関節保護が必要。

問題
自助具と病態の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 透明文字盤 ─── 片麻痺
  2. 2. レバー式水道栓 ─── 関節リウマチ
  3. 3. 足用吸盤付きブラシ ─── 頸髄完全損傷
  4. 4. ソックスエイド ─── アテトーゼ型脳性麻痺
  5. 5. 万能カフ ─── 進行性筋ジストロフィー

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — レバー式水道栓 ─── 関節リウマチ

関節リウマチでは手指・手関節の関節保護が必要。レバー式水道栓は手を握らずに前腕・肘で操作できるため、関節保護の観点から適切。


【各選択肢の解説】

1. 透明文字盤 ─── 片麻痺
❌ 誤り。透明文字盤はALS・重度構音障害・四肢麻痺等でコミュニケーション困難な患者に使用する。片麻痺単独では通常不要。
2. レバー式水道栓 ─── 関節リウマチ
✅ 正しい。RA患者は手指の握力低下・関節痛があり、回す動作が困難。レバー式は押す・引くで操作でき関節保護に有効。
3. 足用吸盤付きブラシ ─── 頸髄完全損傷
❌ 誤り。足用吸盤付きブラシは足を上げる動作が困難な場合(片麻痺・股関節疾患)に使用。頸髄完全損傷では下肢機能がなく適応外。
4. ソックスエイド ─── アテトーゼ型脳性麻痺
❌ 誤り。ソックスエイドは股関節屈曲困難(THA後・高度肥満等)に使用。不随意運動のあるアテトーゼ型CPでは操作が難しく適合しにくい。
5. 万能カフ ─── 進行性筋ジストロフィー
❌ 誤り。万能カフは手の把持力がない(C6頸損・重度上肢麻痺)患者に使用。筋ジストロフィーでも使用可だが、「C5-C6頸損」がより典型的な適応。

【試験対策ポイント】

自助具と適応疾患

自助具主な適応
レバー式水道栓関節リウマチ(関節保護)
万能カフC5-C6頸髄損傷
ソックスエイドTHA後・股関節屈曲制限
透明文字盤ALS・重度構音障害
太柄スプーン握力低下全般
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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