OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第36問

作業療法治療学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第36問(作業療法治療学)の正答は 5 です。車椅子の坂道上りは後ろ向きではなく前向きで行う。

問題
車椅子の走行介助で誤っているのはどれか。
  1. 1. 緩斜面は前向きでキャスターを上げて下る。
  2. 2. 段差は後ろ向きでキャスターを上げて昇る。
  3. 3. 不整地面はキャスターを上げて走行する。
  4. 4. 段差は後ろ向きに降りる。
  5. 5. 坂道は後ろ向きで上る。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 坂道は後ろ向きで上る

車椅子の坂道上りは後ろ向きではなく前向きで行う。後ろ向きは下り坂(安全のため)に用いる。


【各選択肢の解説】

1. 緩斜面は前向きでキャスターを上げて下る
✅ 正しい。緩い下り坂は前向きにキャスターを浮かせて(ティッピング)安全に下りられる。
2. 段差は後ろ向きでキャスターを上げて昇る
✅ 正しい。段差を上る際は後輪から乗り上げるため後ろ向きが基本。
3. 不整地面はキャスターを上げて走行する
✅ 正しい。キャスターが地面の凹凸で引っかかるのを防ぐためティッピングで走行する。
4. 段差は後ろ向きに降りる
✅ 正しい。段差を下りる際は後ろ向きで後輪から降ろすのが安全。
5. 坂道は後ろ向きで上る
❌ 誤り(正答)。坂道の上りは前向きで行う。後ろ向きで上ると介助者が押しにくく、また使用者が状況を把握できない。坂道の下りが後ろ向き(介助者が体重を支えながら後退)の原則。

【試験対策ポイント】

車椅子介助の方向まとめ

場面方向
段差・昇り後ろ向き(後輪から)
段差・降り後ろ向き(後輪から)
坂道・上り前向き
坂道・下り後ろ向き
不整地・緩斜面下り前向き+ティッピング
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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