OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第40問

作業療法評価学第51回午前
統合失調症の認知機能を評価するために用いる尺度はどれか。\n1. GAF\n2. BPRS\n3. Rehab\n4. PANSS\n5. BACS-J
  1. 1. GAF
  2. 2. BPRS
  3. 3. Rehab
  4. 4. PANSS
  5. 5. BACS-J ✓

正答:5番

解説
■ 正答:5番 — BACS-J BACS-J(Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia-Japanese)は統合失調症患者の認知機能障害を包括的に評価する専門的尺度です。言語流暢性、ワーキングメモリ、処理速度、注意、推論などの認知領域を測定し、リハビリテーション計画や治療効果判定に有用です。 --- 【各選択肢の解説】 1. GAF ❌ 誤り。Global Assessment of Functioningで、全般的な機能水準(社会・職業機能)を評価する尺度であり、認知機能評価ではありません。 2. BPRS ❌ 誤り。Brief Psychiatric Rating Scaleで、陽性症状・陰性症状・抑うつなどの精神症状の重症度を評価する尺度です。 3. Rehab ❌ 誤り。社会適応機能やADLの障害程度を評価する尺度で、認知機能に特化していません。 4. PANSS ❌ 誤り。Positive and Negative Syndrome Scaleで、陽性症状・陰性症状・一般精神病理を評価し、精神症状の重症度測定に用いられます。 5. BACS-J ✅ 正しい。統合失調症患者の認知機能障害を多領域で評価する標準化された日本版尺度であり、言語流暢性、ワーキングメモリ、処理速度などを測定します。 --- 【試験対策ポイント】 - BACS-J:認知機能評価(言語流暢性、ワーキングメモリ、処理速度、注意、推論) - PANSS・BPRS:精神症状評価(陽性症状・陰性症状) - GAF:社会・職業機能評価
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