OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第42問

作業療法治療学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第42問(作業療法治療学)の正答は 5 です。「胸の締めつけ・死の恐怖・動悸・息苦しさが突然起こる」はパニック発作の典型。

問題
胸が締めつけられる感じ、死んでしまうのではないかという強い不安、動悸、息苦しさなどが突然起こると訴える患者に対する症状軽減を目的としたプログラムとして最も適切なのはどれか。
  1. 1. SST
  2. 2. 散歩
  3. 3. 絵画
  4. 4. レクリエーション
  5. 5. リラクセーション

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — リラクセーション

「胸の締めつけ・死の恐怖・動悸・息苦しさが突然起こる」はパニック発作の典型。症状軽減を目的とする場合、リラクセーション(呼吸法・筋弛緩法等)が直接的に有効。


【各選択肢の解説】

1. SST
❌ 誤り。SSTは対人技能向上のためのプログラムで、パニック症状の即時軽減が目的ではない。
2. 散歩
❌ 誤り。身体活動は不安の長期的軽減に有効だが、症状の「軽減を目的としたプログラム」としては間接的。
3. 絵画
❌ 誤り。気分転換・自己表現に有用だが、パニック発作の症状軽減に直接的ではない。
4. レクリエーション
❌ 誤り。同上。集団参加によるストレスがかえって症状を誘発する可能性もある。
5. リラクセーション
✅ 正しい。呼吸法(腹式呼吸)・漸進的筋弛緩法・自律訓練法などのリラクセーション技法は、パニック発作の予防・症状軽減に直接的に有効で、CBTの構成要素としても標準的。

【試験対策ポイント】

パニック障害の作業療法:急性期の症状軽減にはリラクセーション(呼吸法・筋弛緩法)が第一選択。長期的には認知行動療法(エクスポージャー)が有効。「症状軽減を目的とした」という問い方はリラクセーションを誘導するキーワード。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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