OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第44問

臨床心理学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第44問(臨床心理学)の正答は 4 です。SST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)は、対人場面でのコミュニケーション・ストレス対処・問題解決の技能を行動学習の原理に基づいて習得するプログラム。

問題
SSTの目的として最も適切なのはどれか。
  1. 1. 病識の獲得
  2. 2. 精神症状の改善
  3. 3. 自動思考の修正
  4. 4. ストレス対処技能の強化
  5. 5. 対人関係パターンの自己洞察

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — ストレス対処技能の強化

SST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)は、対人場面でのコミュニケーション・ストレス対処・問題解決の技能を行動学習の原理に基づいて習得するプログラム。


【各選択肢の解説】

1. 病識の獲得
❌ 誤り。病識の獲得は心理教育の目標。SSTは技能の習得を目指し、認知的洞察よりも行動的スキルの練習を重視する。
2. 精神症状の改善
❌ 誤り。SSTは症状を直接改善するものではなく、症状があっても社会生活を送るための技能を高める。
3. 自動思考の修正
❌ 誤り。自動思考の修正は認知行動療法(CBT)の技法。SSTでは思考より行動・コミュニケーション技能に焦点を当てる。
4. ストレス対処技能の強化
✅ 正しい。SSTの主目的は対人コミュニケーション・ストレス対処・問題解決等の社会的技能の向上
5. 対人関係パターンの自己洞察
❌ 誤り。自己洞察の促進は精神力動的療法・集団精神療法の目標。SSTは洞察より技能練習を重視する。

【試験対策ポイント】

SSTの構成要素:①モデリング、②ロールプレイ、③フィードバック、④強化(正の強化)、⑤宿題。目的は「社会的技能・ストレス対処技能の強化」。CBT(自動思考修正)との区別が重要。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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