OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第49問

地域作業療法学第51回午前
ACT〈Assertive Community Treatment〉の特徴はどれか。\n1. 休日を除き毎日提供される。\n2. 作業療法士が中心となり実施する。\n3. 地域の福祉施設の利用時に実施する。\n4. 原則的にサービス提供は無期限である。\n5. 対象は比較的軽度の精神障害者である。
  1. 1. 休日を除き毎日提供される。
  2. 2. 作業療法士が中心となり実施する。
  3. 3. 地域の福祉施設の利用時に実施する。
  4. 4. 原則的にサービス提供は無期限である。 ✓
  5. 5. 対象は比較的軽度の精神障害者である。

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — 原則的にサービス提供は無期限である。 ACT(アサーティブ・コミュニティ・トリートメント)は、重度の精神障害者を対象に、地域生活を継続するため必要な期間、原則無期限でサービス提供される包括的支援モデルです。クライアントの自立度が高まった後も、症状再発予防のため継続されることが特徴です。 --- 【各選択肢の解説】 1. 休日を除き毎日提供される。 ❌ 誤り。ACTは必要に応じて24時間体制で対応可能ですが、すべてのクライアントに毎日の訪問を行うわけではなく、個別ニーズに応じて柔軟に提供されます。 2. 作業療法士が中心となり実施する。 ❌ 誤り。ACTは多職種チーム(精神科医、看護師、ケースワーカー、作業療法士など)で構成され、特定の職種が中心ではなく協働により実施されます。 3. 地域の福祉施設の利用時に実施する。 ❌ 誤り。ACTはクライアント宅やコミュニティなど生活の場そのものに出向いて支援する特徴があり、施設利用時に限定されません。 4. 原則的にサービス提供は無期限である。 ✅ 正しい。ACTの根本的特徴として、回復状況を問わず長期的支援を継続し、社会的入院や施設入所化を防ぐことを目的としています。 5. 対象は比較的軽度の精神障害者である。 ❌ 誤り。ACTは統合失調症や双極性障害など重度の精神障害を有し、従来型サービスでは対応困難なクライアントが主な対象です。 --- 【試験対策ポイント】 ・ACTの5つの基本要素:多職種チーム、24時間体制、小規模ケースロード、地域中心の支援、無期限サービス ・対象者:重度・難治性の精神疾患で社会的困難を抱える者 ・他のアウトリーチサービスとの違い:強制力がなく自発性を尊重し、より包括的かつ長期的
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