OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第57問

解剖学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第57問(解剖学)の正答は 1 です。奇静脈は腹部の上行腰静脈などから続いて脊柱の右側を上行し、上大静脈に注ぐ。

問題
上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。
  1. 1. 奇静脈 ✓
  2. 2. 腎静脈
  3. 3. 脾静脈
  4. 4. 鎖骨下静脈
  5. 5. 上腸管膜静脈

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.7%標準

35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 奇静脈

奇静脈は腹部の上行腰静脈などから続いて脊柱の右側を上行し、上大静脈に注ぐ。下端は腰静脈や下大静脈の系統とつながっているので、上大静脈と下大静脈を結ぶ側副路になる。


【各選択肢の解説】

1. 奇静脈
✅ 正しい。(=正答)胸壁の肋間静脈などを集めて上大静脈に注ぎ、下方では腰部の静脈を介して下大静脈系と交通する。下大静脈が閉塞したときには、ここを通って血液が上大静脈へ戻る。
2. 腎静脈
❌ 誤り。上大静脈とはつながらない。正しくは、腎臓からの血液を集めて下大静脈に直接注ぐ静脈である。
3. 脾静脈
❌ 誤り。正しくは、脾臓からの血液を集め、上腸間膜静脈と合流して門脈をつくり、肝臓へ向かう。
4. 鎖骨下静脈
❌ 誤り。下大静脈とはつながらない。正しくは、上肢の血液を集め、内頸静脈と合流して腕頭静脈となり、上大静脈へ注ぐ。
5. 上腸管膜静脈
❌ 誤り。正しくは、小腸などの血液を集め、脾静脈と合流して門脈をつくる静脈(上腸間膜静脈)である。

【試験対策ポイント】

静脈注ぐ先
奇静脈上大静脈(下方で下大静脈系と交通)
腎静脈下大静脈
脾静脈・上腸間膜静脈門脈 → 肝臓
鎖骨下静脈腕頭静脈 → 上大静脈

「上下の大静脈をつなぐ側副路=奇静脈系」、「消化管の血液=門脈」を分けて覚える。

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